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摘脾(てきひ)とは、脾臓を摘出する外科手術のこと。脾臓摘出術(ひぞう・てきしゅつじゅつ)と同義。 == 概要 == 脾臓は、血中を循環する莢膜をもつ細菌を捕えたり、寿命の尽きた赤血球を破砕するなどの機能をもつ。しかし原疾患により脾臓機能が悪影響をおよぼすことがある。 # 肝硬変のため脾臓が腫大すると、過剰に血小板を処理するため、血小板減少性紫斑病をきたす。 # 鎌状赤血球症などでは、脾臓による赤血球破壊が亢進し、貧血をきたす。 これらの病態・合併症を回避するために摘脾を行なうことがある。 : 莢膜を持つ細菌とは、肺炎球菌・髄膜炎菌・インフルエンザ菌などである。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「摘脾」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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