|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 僧 : [そう] 【名詞】 1. monk 2. priest
大衆部(だいしゅぶ、, Mahāsāṃghika, マハーサンギカ)は、古代インド仏教の部派の1つ。音訳して摩訶僧祇部(まかそうぎぶ)とも呼ばれる。 釈迦の没後100年ほど後、十事の非法・大天の五事などの「律」の解釈で意見が対立し、教団は上座部と大衆部とに根本分裂した(部派仏教時代)。 その後、それぞれの教団はさらに枝末分裂を繰り返し、大衆部からは下記のグループなどに分裂した。 *一説部(いっせつぶ) *説出世部(せつしゅっせぶ) *鶏胤部(けいいんぶ) *多聞部(たもんぶ) *説仮部(せっけぶ) *制多山部(せいたせんぶ) 大衆部系は主として中インドから南インドに広まり、概して勢力は小さかった。大衆部は、上座部系の説一切有部から分裂した経量部(きょうりょうぶ)と共に「現在有体・過未無体」を主張し、説一切有部の「三世実有・法体恒有」説と対立した。 なお、大衆部を大乗仏教の源流とする説がある。一時これを否定する説が出されて顧みられなくなっていたが、近年これを再び見直す可能性のある八千頌般若経の古写本(サンスクリットの原本をプラークリットで記述)が発見され注目されている。 大衆部の用いた律を『摩訶僧祇律』という。 ==関連項目== *部派仏教 *上座部 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「大衆部」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|