翻訳と辞書 |
撫養町[むやちょう]
撫養町(むやちょう)は、かつて徳島県板野郡にあった町。現在の鳴門市撫養町(黒崎・斎田・南浜・木津・大桑島・小桑島・岡崎・弁財天・北浜・林崎・立岩)。古くより鳴門の中心的市街地。 1889年の町村制実施時に徳島県内で「町」だった2つの自治体のひとつ(もうひとつは脇町)。 == 歴史 == 近畿と交通の便がよかったことから奈良時代・平安時代から開けていた〔西田素康、みなと総合研究財団〕。天平5年(733)完成の風土記のものとされる逸文に「むや」の記述があり、これが史料として最も古い〔。『土佐日記』には「牟野 (むや) 」とされている。室町時代には三好氏の城下町だったが、天正13年 (1585) に蜂須賀家政が阿波九城の一つ岡崎城(撫養城)を築いてから淡路渡海の押えの地として特に発展した〔Kotobank〕。 江戸時代は「斎田塩」の製塩業、塩・藍などの積み出し港として栄えた〔。四国の門戸として、日本各地から廻船が集まり、全国でも有数の港町だったが、港口付近に暗礁が多く、大型船の航行に支障があったため、昭和に入ると次第に港町としての機能は衰えていった〔。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「撫養町」の詳細全文を読む
スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース |
Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.
|
|