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播磨弁 ( リダイレクト:播州弁 ) : ウィキペディア日本語版
播州弁[ばんしゅうべん]
播州弁(ばんしゅうべん)または播磨弁(はりまべん)、播磨方言(はりまほうげん)は、兵庫県南西部の播磨地方(旧播磨国)で話される日本語の方言である。近畿方言に含まれるが、語彙では中国方言と共通するものも多い〔飯豊毅一・日野資純・佐藤亮一 編『講座方言学8中国・四国地方の方言』国書刊行会、1982年、44頁〕。西播方言(せいばんほうげん)と東播方言(とうばんほうげん)に二分される。

== 概要 ==
播州弁は中国方言に属する但馬弁岡山弁、京都的な丹波弁、大阪的な摂津弁と接している。また神戸から姫路にかけての方言は兵庫県で最も平凡で共通的な方言体系を有し、県庁所在地の神戸市で話される神戸弁は東播方言の一変種である。そうした点から、鎌田良二は、近畿方言と中国方言の接触地域として注目される兵庫県において、播州弁を兵庫県方言の代表とみなしている〔鎌田 (1982)、49-50頁。〕。
播州弁は河川の流域ごとに大きく分けられる。揖保川流域・千種川流域のたつの市相生市赤穂市宍粟市揖保郡太子町)・赤穂郡上郡町)・佐用郡佐用町)が西播方言で、加古川流域・市川流域・夢前川流域が東播方言である。姫路市は一般には西播に含まれることが多いが(播磨国#地域区分参照)、方言上は東播である。東播の沿岸部では大阪方面との交通が発達し、都市化・工業化が進んでいるため(播磨臨海工業地帯)、大阪弁などの影響がある〔鎌田 (1982)、49-50頁。〕。
兵庫・岡山県境の船坂峠が播州弁の西端であり、峠を越えると中国方言に分類される岡山弁となるが、赤穂市・上郡町・佐用町は岡山弁との接触地帯としての特色がある〔鎌田 (1982)、49-50頁。〕。播州は明石海峡を挟んで淡路島と接しているが、淡路弁紀州弁徳島弁との共通点もあって播州弁とは違っている〔楳垣編 (1962)、505頁。〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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