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改良型データ・モデム : ミニ英和和英辞書
改良型データ・モデム[かいりょうがたでーたもでむ]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [かい]
 (n-suf) revision
改良 : [かいりょう]
  1. (n,vs) improvement 2. reform 
: [りょう]
 【名詞】 1. good 
: [かた]
 【名詞】 1. mold 2. mould 3. model 4. style 5. shape 6. data type 
: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

改良型データ・モデム ( リダイレクト:改良型データ・モデム(, IDM)は、アメリカ軍が開発したモデム端末のアーキテクチャ。SINCGARSやHAVE QUICKなど、従来の戦術無線通信システムアーキテクチャと組み合わされて、C4Iシステムの物理層を構成する。== 概要 ==IDMは1991年、アメリカ海軍研究所(NRL)によって開発された。当初はEA-6B電子戦機に搭載される予定であったが、間もなく、統合作戦において各軍共通のデータ通信を提供できるという特性が注目されるようになり、同年、AN/APG-68(v)5に組み込まれて、空軍のF-16でも運用が開始された。1993年、IDMを含めた物理層の仕様がMIL規格においてMIL-STD-188-220として規格化された。初期のモデルでは、75, 150, 300, 600, 1,200, 2,400ビット毎秒のデータ転送レートを発揮できた。また、1999年には第2世代の仕様が策定された。IDMは、従来型の無線通信機を介して戦術データ・リンクを実現するソリューションとして注目された。当時、新世代の戦術データ・リンク端末である統合戦術情報伝達システムが登場しはじめていたが、これはより高機能のデータ・リンクを実現できるものの、容積や電力の要求が大きく、また高価であるため取得性にも問題があった。これに対して、IDMでは従来型の無線通信機を使用することから、既存の資産を最大限に活用することができ、また、相互運用性にも優れている。このことから、IDMは主として、陸軍・空軍において、戦闘車両や航空機に搭載される。現在、IDMの製造元最大手は、アメリカのサイメトリクス・インダストリーズ社(Symetrics Industries. LLC)である。各種の端末がアメリカ軍をはじめとする北大西洋条約機構軍で広く採用されており、11カ国で、3,200機以上の固定翼および回転翼機に搭載されて運用されている。 ) : ウィキペディア日本語版
改良型データ・モデム(, IDM)は、アメリカ軍が開発したモデム端末のアーキテクチャ。SINCGARSやHAVE QUICKなど、従来の戦術無線通信システムアーキテクチャと組み合わされて、C4Iシステムの物理層を構成する。== 概要 ==IDMは1991年、アメリカ海軍研究所(NRL)によって開発された。当初はEA-6B電子戦機に搭載される予定であったが、間もなく、統合作戦において各軍共通のデータ通信を提供できるという特性が注目されるようになり、同年、AN/APG-68(v)5に組み込まれて、空軍のF-16でも運用が開始された。1993年、IDMを含めた物理層の仕様がMIL規格においてMIL-STD-188-220として規格化された。初期のモデルでは、75, 150, 300, 600, 1,200, 2,400ビット毎秒のデータ転送レートを発揮できた。また、1999年には第2世代の仕様が策定された。IDMは、従来型の無線通信機を介して戦術データ・リンクを実現するソリューションとして注目された。当時、新世代の戦術データ・リンク端末である統合戦術情報伝達システムが登場しはじめていたが、これはより高機能のデータ・リンクを実現できるものの、容積や電力の要求が大きく、また高価であるため取得性にも問題があった。これに対して、IDMでは従来型の無線通信機を使用することから、既存の資産を最大限に活用することができ、また、相互運用性にも優れている。このことから、IDMは主として、陸軍・空軍において、戦闘車両や航空機に搭載される。現在、IDMの製造元最大手は、アメリカのサイメトリクス・インダストリーズ社(Symetrics Industries. LLC)である。各種の端末がアメリカ軍をはじめとする北大西洋条約機構軍で広く採用されており、11カ国で、3,200機以上の固定翼および回転翼機に搭載されて運用されている。[ちょうおん]
改良型データ・モデム(, IDM)は、アメリカ軍が開発したモデム端末のアーキテクチャSINCGARSHAVE QUICKなど、従来の戦術無線通信システムアーキテクチャと組み合わされて、C4Iシステム物理層を構成する。
== 概要 ==
IDMは1991年アメリカ海軍研究所NRL)によって開発された。当初はEA-6B電子戦機に搭載される予定であったが、間もなく、統合作戦において各軍共通のデータ通信を提供できるという特性が注目されるようになり、同年、AN/APG-68(v)5に組み込まれて、空軍F-16でも運用が開始された。1993年、IDMを含めた物理層の仕様がMIL規格においてMIL-STD-188-220として規格化された。初期のモデルでは、75, 150, 300, 600, 1,200, 2,400ビット毎秒データ転送レートを発揮できた。また、1999年には第2世代の仕様が策定された。
IDMは、従来型の無線通信機を介して戦術データ・リンクを実現するソリューションとして注目された。当時、新世代の戦術データ・リンク端末である統合戦術情報伝達システムが登場しはじめていたが、これはより高機能のデータ・リンクを実現できるものの、容積や電力の要求が大きく、また高価であるため取得性にも問題があった。これに対して、IDMでは従来型の無線通信機を使用することから、既存の資産を最大限に活用することができ、また、相互運用性にも優れている。このことから、IDMは主として、陸軍空軍において、戦闘車両航空機に搭載される。
現在、IDMの製造元最大手は、アメリカのサイメトリクス・インダストリーズ社(Symetrics Industries. LLC)である。各種の端末がアメリカ軍をはじめとする北大西洋条約機構軍で広く採用されており、11カ国で、3,200機以上の固定翼および回転翼機に搭載されて運用されている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「改良型データ・モデム(, IDM)は、アメリカ軍が開発したモデム端末のアーキテクチャ。SINCGARSやHAVE QUICKなど、従来の戦術無線通信システムアーキテクチャと組み合わされて、C4Iシステムの物理層を構成する。== 概要 ==IDMは1991年、アメリカ海軍研究所(NRL)によって開発された。当初はEA-6B電子戦機に搭載される予定であったが、間もなく、統合作戦において各軍共通のデータ通信を提供できるという特性が注目されるようになり、同年、AN/APG-68(v)5に組み込まれて、空軍のF-16でも運用が開始された。1993年、IDMを含めた物理層の仕様がMIL規格においてMIL-STD-188-220として規格化された。初期のモデルでは、75, 150, 300, 600, 1,200, 2,400ビット毎秒のデータ転送レートを発揮できた。また、1999年には第2世代の仕様が策定された。IDMは、従来型の無線通信機を介して戦術データ・リンクを実現するソリューションとして注目された。当時、新世代の戦術データ・リンク端末である統合戦術情報伝達システムが登場しはじめていたが、これはより高機能のデータ・リンクを実現できるものの、容積や電力の要求が大きく、また高価であるため取得性にも問題があった。これに対して、IDMでは従来型の無線通信機を使用することから、既存の資産を最大限に活用することができ、また、相互運用性にも優れている。このことから、IDMは主として、陸軍・空軍において、戦闘車両や航空機に搭載される。現在、IDMの製造元最大手は、アメリカのサイメトリクス・インダストリーズ社(Symetrics Industries. LLC)である。各種の端末がアメリカ軍をはじめとする北大西洋条約機構軍で広く採用されており、11カ国で、3,200機以上の固定翼および回転翼機に搭載されて運用されている。」の詳細全文を読む




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