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教員採用試験(きょういんさいようしけん)は、都道府県および、主に政令指定都市がそれぞれの設置、運営する学校(公立学校)のために教員を採用するための採用候補者名簿を作成するための試験である。略称は教採。 == 概要 == === 公立学校の採用試験 === 教員採用試験は、他の公務員試験と異なり、都道府県および主に政令指定都市の教育委員会によって行われ、その採用は競争試験ではなく選考試験によることが定められている。なお、市町村立の小学校と中学校については、基本的に都道府県教育委員会を採用試験を行い(東京都の区立の小学校と中学校については基本的に東京都教育委員会が、政令指定都市の市立小学校と中学校は政令指定都市の教育委員会がそれぞれ採用試験を行う。このほか、大阪府など一部の都道府県では、市町村立の小学校と中学校であっても、市町村教育委員会が採用試験行うこともある)、市町村立(区立を含む)の認定こども園を含む市町村立(区立を含む)の幼稚園、中等教育学校を含む市町村立(区立を含む)の高等学校(定時制を除く)、市町村立(区立を含む)の特別支援学校については該当市町村または東京都の23区の教育委員会が採用試験を行う。このほか、養護教諭と栄養教諭についても、基本的に都道府県教育委員会または主に政令指定都市の教育委員会が採用試験を行っている。ほとんどの自治体が二段階による選考を行っている。概ね一次試験が学力試験と人物試験、二次試験が人物試験となる。 公立学校の教員は、教員採用試験に合格し、採用候補者名簿に登載された者から教育公務員(正規職員)になった教諭と、年度ごとに雇用契約を結ぶ(臨時職員的な)教諭又は常時勤務する講師(常勤講師)とで構成されることが多い(なお、臨時的任用による常勤講師も教育公務員の扱いを受け、雇用期間の定めがない正規職員に近い身分の常勤講師も一部に存在する)。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「教員採用試験」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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