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教士[きょうし]
教士(きょうし、英:Teacher)は、武道における称号の第2位。上位の称号に「範士」、下位の称号に「錬士」がある〔新村出編『広辞苑 第六版』(岩波書店、2011年)729頁および松村明編『大辞林 第三版』(三省堂、2006年)650頁参照。〕。 表記の仕方は、称号の上に取得した武道の名称を付す(〔例〕「剣道教士」)。取得称号及び段位を表記する場合は、称号の下に段位を付す(〔例〕「教士七段」)。 == 概要 == 1902年(明治35年)に大日本武徳会が定めた称号である。大日本武徳会は武道の総本山として剣道、弓道、柔道、居合術、杖術、薙刀術、槍術、銃剣術など各種の武道家に教士号を授与した。 1946年(昭和21年)、大日本武徳会は連合国軍最高司令官総司令部(GHQ)指令により解散したが、その後発足した全日本剣道連盟や全日本弓道連盟などが大日本武徳会の事業を継承し、称号を授与している。 ただし、武道の称号には学位のような法的根拠や規制がなく、あくまで民間資格であるため、大日本武徳会の事業を継承する財団法人のほかにも小規模な任意団体なども授与しており、個人の自称に近いものまである。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「教士」の詳細全文を読む
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