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教科書改善の会(きょうかしょかいぜんのかい)とは、「新しい歴史教科書をつくる会」の内部分裂により脱退したメンバーが、引き続き中学校歴史・公民教科書の発行を行うために2007年に組織した団体。正式名称は「改正教育基本法に基づく教科書改善を進める有識者の会」。代表は屋山太郎。 教科書出版社として扶桑社が設立した「育鵬社」から教科書を継続発行することが決定している。 == 概要 == 同会の性格について『扶桑社の教科書事業が独立して設立されたフジサンケイグループの教科書会社「育鵬社」による中学校歴史・公民教科書の発行を側面支援する有識者グループ』と〔教科書改善の会が発足(2007年7月24日) 〕している。本部所在地は東京都台東区上野。 2007年に当時の安倍内閣が成立させた、「公共の精神の尊重」と「我が国と郷土を愛する態度を養う」などを謳う「改正教育基本法」(平成18年法律第120号)に基づいた歴史教科書及び公民教科書を出版することを目的として同会が設立された。日本教育再生機構と共に、教育とは「押しつけるもの」「植えつけるもの」と主張している〔子供と教科書全国ネット21『育鵬社教科書をどう読むか』高文研 2012年 p.164. ソースは日本教育再生機構の機関誌『教育再生』2011年12月号 :生徒の未熟さに押しつけるというよりも教育現場そのものに押しつける動きを見せている。日本教育再生機構の高橋史朗運営委員長は、「現場教員に教科書を選ばせないで教育委員の権限と責任で採択するという文部科学省の通知を教育委員会に守らせること。その上で採択制度全体の見直しを進めていく」と主張している。 :前掲『育鵬社教科書をどう読むか』p.165. ソースは前掲『教育再生』2011年9月号〕。 また「つくる会」の扶桑社版の版権も継承していると見られている。参加者や賛同者には八木秀次日本教育再生機構理事長(元つくる会会長)やクライン孝子・小林正・種子島経・中村粲など「つくる会」からの離脱者に加えて、花岡信昭や花田紀凱といった論客、すぎやまこういちらのような著名人が名を連ねている。 しかし実際には従来から、ほぼ同様な運動をしていた「つくる会」が、教科書編纂をめぐる版元(扶桑社)との対立から関係解消が通告され、つくる会から分裂したメンバーが結成した団体であるともいえる。一方の「つくる会」は自由社と提携することを決定した。 しかし、これは自由社と育鵬社の編集方針が全く違うということを意味しない。日本教育再生機構は、育鵬社・自由社以外の教科書には「有害添加物=毒」が含まれていると述べている。その「毒」とは「反戦平和や護憲、核廃絶、アイヌや在日外国人への差別撤廃、環境保護や地球市民をめざす」などである〔前掲書『育鵬社教科書をどう読むか』p.164. :ソースは日本教育再生機構作成DVD『教科書も「仕分け」しよう!』2010年11月〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「教科書改善の会」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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