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数珠丸(じゅずまる)は、日本の重要文化財に指定されている日本刀。天下五剣の一つに数えられている日本刀の名物の一つ。 刃長81.1cm〔展示資料の説明には 84cm とある〕、反り3.0cm。太刀銘で「恒次」の銘が切られており、平安時代の刀工、青江恒次の作とされる〔日本刀鑑定の権威である佐藤寒山は、「青江恒次の作ではなく、備前恒次の作ではないか」としている〕。 ==伝来== 日蓮が所持していたとされる太刀で、日蓮が甲州身延山へ入山したとき、護身用として信者から贈られたと伝えられ、柄に数珠を掛けていたことからこの名が付いたとされる。日蓮没後は他の遺品とともに身延山久遠寺に保管されていたが、享保年間に行方不明となった。 1920年(大正9年)ごろ、宮内省刀剣御用掛の杉原祥造が再発見した。杉原の主張によると、ある華族の所蔵品の競売にかけられた物件の中から発見したとされる。杉原は久遠寺に返納しようとしたが交渉がまとまらず、杉原邸の近所にある兵庫県尼崎市の本興寺に寄進され、現在も本興寺が所蔵している。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「数珠丸」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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