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(n) stylistics =========================== ・ 文 : [ぶん] 【名詞】 1. sentence ・ 文体 : [ぶんたい] 【名詞】 1. literary style ・ 文体論 : [ぶんたいろん] (n) stylistics ・ 論 : [ろん] 【名詞】 1. (1) argument 2. discussion 3. dispute 4. controversy 5. discourse 6. debate 7. (2) theory 8. doctrine 9. (3) essay 10. treatise 1 1. comment
文体論(ぶんたいろん、)は、文章(文体)を扱う応用言語学および文学の部門。文体の分類によって扱い方が異なる。 == 20世紀初頭 == 文体の分析は修辞学にさかのぼるものの、現代の文体論は、20世紀初頭のロシア・フォルマリズム〔Lesley Jeffries, Daniel McIntyre, ''Stylistics'', Cambridge University Press, 2010, p 1. ISBN 0-521-72869-X〕、およびにそれと関連するプラハ学派にその起源を持つ。 1909年、シャルル・バイイは『』において、フェルディナン・ド・ソシュールの言語学を補う独立した学術的分野としての文体論を提唱した。バイイによれば、ソシュールの言語学では個人の表現を充分に記述することができなかった〔Talbot J. Taylor, ''Mutual Misunderstanding: Scepticism and the Theorizing of Language and Interpretation'', Duke University Press, 1992, p 91. ISBN 0-8223-1249-2〕。バイイの方針はプラハ学派の狙いによく一致した〔Ulrich Ammon, ''Status and Function of Languages and Language Varieties'', Walter de Gruyter, 1989, p 518. ISBN 0-89925-356-3〕。 ロシア・フォルマリストの思想を先に進めて、プラハ学派は前景化の概念を打ちたてた。そこでは、(日常の言語規範からの)逸脱および平行性によって詩的言語と文学的な背景をもたない言語とが異なると仮定された〔Katie Wales, ''A Dictionary of Stylistics'', Pearson Education, 2001, p 315. ISBN 0-582-31737-1〕。しかし、プラハ学派によれば、この背景言語は一定ではなく、したがって、詩的言語と日常言語の関係は常に変化するものだった〔Rob Pope, ''The English Studies Book: an Introduction to Language, Literature and Culture'', Routledge, 2002, p 88. ISBN 0-415-25710-7〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「文体論」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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