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国文学研究資料館(こくぶんがくけんきゅうしりょうかん、英:National Institute of Japanese Literature)は、東京都立川市にある大学共同利用機関。大学共同利用機関法人人間文化研究機構を構成する6機関のうちの1つ。国立大学法人総合研究大学院大学文化科学研究科日本文学研究専攻が設置されている。本稿では2004年に国文学研究資料館の附置組織から内部組織に統合された「史料館」(文部省史料館・国立史料館)についても併せて述べる。 == 史料館の沿革 == *1947年 文部省科学教育局人文科学研究課が近世以降の古文書収集事業に着手。 *1949年 野村兼太郎らが国会に「国立史料館設置に関する請願」を提出し、採択される。古文書収集事業が文部省大学学術局学術課に所管変更となる。「文部省史料館」の設置が決定。同館設置場所として東京都品川区豊町(同地は戸越銀座界隈)の旧三井文庫の建物を購入〔三井文庫時代の書庫建物をそのまま引き継ぎ、「1号書庫」として立川市移転まで使用していた。〕。 *1951年 旧三井文庫の敷地〔旧熊本藩主細川家下屋敷跡の一部。〕を購入。同年5月、昭和26年文部省令第10号に基づき、「わが国の史料のうち、主として近世の史料の調査研究、収集、整理、保存を行い、利用に供する」ことを目的として「文部省史料館」を創設。 *1962年 渋沢青渕記念財団竜門社より日本実業史博物館設立準備室旧蔵資料をはじめとする渋沢敬三収集諸資料(渋沢コレクション)を受贈。 *1966年 館長職を置く。 *1967年 文部省大学学術局情報図書館課へ所管変更。 *1972年5月 敷地内に国立国文学研究資料館が創設され、「国文学研究資料館史料館」に改称・改組。「文部省史料館」の名称を廃止し、「史料館」と称する(通称「国立史料館」)。館内に「情報閲覧室」を設置。 *1987年 公文書館法制定。館の活動が近世以降の古文書収集事業から、近世より近現代にいたる記録史料(アーカイブズ)全般の管理(整理・保存・利用)へと移行。 *1988年 史料管理学研修会開始。 *1991年 「史料館」設置40周年記念祝賀会挙行。 *2001年 「史料館」設置50周年記念祝賀会挙行。 *2004年 大学共同利用機関法人人間文化研究機構設立。「国立国文学研究資料館史料館」は改組され、「大学共同利用機関法人人間文化研究機構国文学研究資料館」(日本文学部門・歴史部門)設立。「史料館」は国文学研究資料館のアーカイブズ研究系(現在は研究部)として統合され、独立した機関としては廃止となる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「国文学研究資料館」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 National Institute of Japanese Literature 」があります。 スポンサード リンク
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