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文 馬養(ふみ の うまかい、生没年不詳)は、奈良時代の歌人、貴族。名は馬甘とも書く。カバネは忌寸。左衛士府督・書根麻呂の子。位階は従五位下。 == 経歴 == 霊亀2年(716年)父の書根麻呂の壬申の乱での功労により、墾田を与えられた(この時の位階は正七位下)〔『続日本紀』霊亀2年4月8日条〕。 天平9年(737年)に外従五位下次いで外従五位上に続けて昇叙される。のち聖武朝では主税頭・筑後守を務めた。 孝謙朝の天平勝宝9年(757年)鋳銭長官に任ぜられ、翌天平宝字2年(758年)淳仁天皇の即位に伴って内位の従五位下に叙せられている。 和歌に通じ、「さを鹿の きたちなく野の 秋はぎは つゆ霜おひて 散りにしものを」と他1首を『万葉集』に残している。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「文馬養」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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