翻訳と辞書
Words near each other
・ 斉 (北朝)
・ 斉 (南朝)
・ 斉 (戦国)
・ 斉 (春秋)
・ 斉 (黄巣)
・ 斉える
・ 斉しい
・ 斉と公平太
・ 斉一
・ 斉一主義
斉一性の原理
・ 斉一次函数
・ 斉一観
・ 斉一説
・ 斉一論
・ 斉万年
・ 斉世親王
・ 斉中親王
・ 斉佳
・ 斉侯無詭


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

斉一性の原理 : ミニ英和和英辞書
斉一性の原理[せいいつせいのげんり]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

斉一 : [せいいつ]
 【名詞】 1. equality 2. good order
: [いち]
  1. (num) one 
: [はら, もと]
  1. (n,n-suf,n-t) (1) origin 2. basis 3. foundation
原理 : [げんり]
 【名詞】 1. principle 2. theory 3. fundamental truth 
: [り]
 【名詞】 1. reason 

斉一性の原理 : ウィキペディア日本語版
斉一性の原理[せいいつせいのげんり]

斉一性の原理(せいいつせいのげんり)とは、社会心理学の用語であり、ある特定の集団が集団の内部において異論や反論などの存在を許容せずにある特定の方向に進んでいく事を示す。斉一性の原理は、多数決で意思決定を行う場では起こらず、全会一致意思決定を行う状況で発生する。
1956年発表のアメリカ映画十二人の怒れる男」は、斉一性の原理をテーマに扱っている。
陪審制のあるアメリカ合衆国では、有罪無罪かを、陪審員が決定する。
殺人容疑で起訴された被告人に対し、状況証拠充分、ならず者経歴豊富といった状況で、容疑を固めるような証拠ばかりが提出されていく。斉一性の原理が起きている。
それに対し、1人の陪審員が、証拠に反論を積み重ね、無罪を勝ち取っていく物語である。
他の陪審員は、証拠に反論が提出されるたびに、苛立ちを覚える。斉一性の原理を否定され、社会的現実を脅かされるのが、不快なのである。
しかし、多数の確信が誤りであるとの証拠を積み重ね、遂には多数派に誤りを認めさせてしまう。
斉一性の原理が働く場では、必ず「自薦の用心棒」が現れる。
「自薦の用心棒」の活躍を止めるためには、反論の動機も根拠も客観的であるとの姿勢を貫かなければならない。
== 関連項目 ==

*集団心理
*集団決定集団思考(集団浅慮)
*場の空気
*同調現象同調圧力
*社会的影響
*社会的証明
*自然の斉一性
*アビリーンのパラドックス
*衆愚政治


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「斉一性の原理」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.