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斉心 ( リダイレクト:舛ノ湖大明 ) : ウィキペディア日本語版
舛ノ湖大明[ますのうみ だいめい]

舛ノ湖 大明(ますのうみ だいめい、1991年11月12日 - )は、石川県加賀市〔当初は金沢市とされていたが、2013年11月場所途中に出身地登録が加賀市へと変更された。『相撲』2014年3月号76ページには「加賀生まれであり高校入学前まで加賀育ちであったので、出身地登録が金沢市であったとは気付かなかった」という趣旨の本人の発言が記載されている。〕
出身で千賀ノ浦部屋所属の元大相撲力士身長180cm、体重145.4kg。〔「相撲」編集部編『平成二十六年度版 大相撲力士名鑑』 ベースボール・マガジン社、2014年、42頁〕本名は齊心大明(さいしん-)。最高位は西幕下6枚目(2014年11月場所)。金沢市立工業高等学校相撲部出身。
== 人物 ==
金沢市立工業高等学校時代には全国高校相撲選手権大会個人戦3位、全国選抜高校相撲弘前大会個人戦準優勝、高校選抜高知大会準優勝などの実績を残し、高校卒業直前に千賀ノ浦部屋に入門して2010年1月場所に初土俵を踏む。入門を決意した動機は部屋見学の際に当時まだ幕下だった舛ノ山から強い印象を受けたことであり、舛ノ湖は後に「ちゃんこを旨そうに食う男がいた。」と当時の心情を語った。同じ頃に師匠の千賀ノ浦から「金沢の御馳走よりおいしいちゃんこで増量すればすぐ関取だ。」と口説かれたことも影響している。
新弟子としては完成された部類の体躯から繰り出される徹底した押し相撲〔『相撲』2012年4月号89頁では「栃東関のように体を丸くして下から攻め、相手に引かせるような技を身につけたい。現役関取では妙義龍関のスピードもお手本にしたい」と憧れについて記述されていた。〕を活かして電車道で白星を重ね、幕下昇進まで所要5場所、最高位の西幕下9枚目まで約2年というスピード出世を果たし、それ以降も幕下中位に定着している。2013年7月場所からは四股名を本名から舛ノ湖に改名。同年11月場所は7番相撲で土佐豊と単独の幕下優勝を争う一番に挑み、敗れはしたものの場所を6勝1敗の好成績で終える。その後、2014年7月場所でも同様に無傷の6連勝としたため、7番相撲で力真と単独の幕下優勝を争う一番を取ったが、初めての幕下だった相手に破れ、またしても幕下優勝を逃した。その後は自己最高位を西幕下6枚目まで伸ばしたが、2015年は関取を窺えない番付となり、同年11月場所限りで現役を引退した〔剣翔、千代翔馬が新十両昇進 再十両は千代の国、出羽疾風 SANSPO.COM 2015年11月25日(2015年11月25日閲覧)〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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