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斎王まつり(さいおうまつり)は、三重県・明和町で毎年6月の第1週末の2日間にわたって開催される祭りである。かつて伊勢神宮の斎王が、都から伊勢の斎宮に群行した様子を再現した「斎王群行」が祭りの見所となっている。 == 概要 == この祭りは、かつて明和町に存在した伊勢の斎宮にちなんだものである。祭りでは、都から斎宮御所へ向かう斎王と、その従者の行列(群行)を再現している。 斎宮跡の史跡指定地内を、平安時代の衣装を着た120名の人々が、上園芝生広場から伊勢参宮街道を通り、斎宮歴史博物館に向けて約1.7kmを行進する〔杉原(2011):14ページ〕。 斎王群行が開始されたのは第3回(1985年)からで、現在のような平安時代の時代考証に則っての群行になったのは第7回(1989年)からである。第13回(1995年)以降は町外からも群行参加者への応募が可能になり、第18回(2000年)以降からは、斎王・女官役の一次選考通過者全員(書類選考)の中から斎王役選考会が行われるようになっている。あいの土山斎王群行(滋賀県甲賀市)、斎宮行列(京都府京都市)とともに、外部公募されている「三大斎王群行」の一つとされている。 2011年(平成23年)の祭りでは、三重県知事の鈴木英敬が伊勢国の国司の役で群行に参加し「すばらしい祭り」と称賛した〔中日新聞三重版(2011):AKウォッチ14ページ〕。また、鈴木は群行参加前に斎宮歴史博物館を見学したが、それまで新三重県立博物館の建設白紙化も視野に各地の博物館を視察していたことから、「今回は視察じゃない。判断材料じゃないからね」と語った〔。 2012年からは、10月に伊勢市で開催される「伊勢まつり」にも出演しており、実際に伊勢神宮(外宮)まで群行が行われる。伊勢まつりは、伊勢神宮の神嘗祭に合わせて行われる祭りであるが、史実の斎王も伊勢神宮の神嘗祭に赴くのが役目であった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「斎王まつり」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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