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東郷町斧渕(とうごうちょうおのぶち Tōgō-Chō Onobuchi)は、鹿児島県薩摩川内市の大字。旧薩摩郡東郷斧淵村、薩摩郡上東郷村大字斧淵、薩摩郡東郷町斧淵。郵便番号は895-1106。人口は3,545人(2010年4月末現在)〔統計データ(町別住民基本台帳人口) - 薩摩川内市ホームページ。〕。面積は15.23Km2である〔『東郷町郷土史』 - 東郷町郷土史編集委員会 1969年。〕。 「斧渕」という地名は斧研山(おのとぎやま)と呼ばれる山があり、この山の山麓で川内川河畔に位置することに由来しているという説がある〔『角川日本地名大辞典 46 鹿児島県』角川書店 p.171〕。 == 地理 == 薩摩川内市の中北部(東郷地域)、川内川下流域に位置している。字域の北方には東郷町鳥丸、南方には楠元町、白浜町、東方には東郷町南瀬、東郷町山田、西方には田海町(いずれも薩摩川内市)がそれぞれ接している。 字域の東部にある司野は古来より風光明媚な地として知られ、平安末期の歌人である能因法師の「能因歌枕」にも詠まれたとされる。司野という地名は古代に国司が下向してきたことに関係するものという説がある〔。 字域の西部には薩摩川内市立東郷小学校、薩摩川内市立東郷中学校、薩摩川内市立東郷幼稚園、薩摩川内市役所東郷支所(旧東郷町役場)等の公共施設が多く所在し、田海町との境付近には1987年まで鹿児島県立東郷高等学校があった。現在、学校敷地の跡地は現在農業開発総合センター果樹部北薩分場となっている。また、東部には温泉施設である東郷温泉ゆったり館があり、他にも市営住宅が多く所在する。北部には東郷総合運動場がある。 字域の南部には国道267号が東西に通っている。以前は川内川側を通っていたが現在は東郷バイパスが整備されており、旧道は市道に降格している。西部には鹿児島県道46号阿久根東郷線が南北に通り、阿久根方面へ接続している。 また、薩摩川内市役所東郷支所付近より鹿児島県道335号市比野東郷線が南方に向けて通っており、川内川を東郷橋で渡った反対岸には旧国鉄宮之城線楠元駅跡が所在する。中央部では鹿児島県道344号東郷山田宮之城線が東西に通り、東郷町山田などを経てさつま町を結んでいる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「東郷町斧渕」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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