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一闡提(Skt:Icchantika、イッチャンティカの音写、いちせんだい、いっせんだい、略して闡提=せんだいと呼称する)。一闡底迦、一闡底柯とも書く。信不具足、つまり仏法を信じず誹謗する者をいう。 == 定義 == 多くの仏典では断善根、信不具足と訳されるが、これは今日の仏教学では意訳とされており、字義通りに翻訳すれば「欲求する人」というのが正しい。 仏教上における非道者を指す言葉で、成仏が不可能な者、あるいは仏性のない者とされ、主に日蓮宗などで「極悪人の一闡提」として誹謗されることがある。 大般涅槃経一切大衆所問品において、釈迦が自らの最後の供養者となった純陀に対して以下のように一闡提を説明している。 「もし僧侶や信徒が教えを誹謗中傷しながら悔いることなく、心に懺悔を持たず、四重禁を犯し五逆罪を作ってもこれを全く恐れず、嘘ばかり吐いて周囲を惑わし、悪に染まった心を立て替えず、仏法を信じないばかりかこれを公然と言うものを一闡提という」 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「一闡提」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Icchantika 」があります。 スポンサード リンク
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