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ことばシリーズとは、1974年(昭和49年)から1993年(平成5年)まで文化庁が編集・発行していた日本語の「言葉」についての小冊子のシリーズである。本項目では1994年(平成6年)以降に本シリーズの後継としてはほぼ同じ形態で出版されている「新「ことば」シリーズ」についても説明する。 == 概要 == 本シリーズは、昭和20年代から昭和40年代にかけて文部省が刊行していた「国語シリーズ」の後継出版物に当たるもので、1972年(昭和47年)6月の国語審議会の建議「国語の教育の振興について」に基づいて「一般に広く関心を持たれている言葉に関する問題を取り上げ,それについて考えたり話し合ったりするきっかけとなり,参考となること」をねらいとしたものである。1974年(昭和49年)のみ1冊、翌年から1994年(平成6年)まで年2冊刊行された。翌1995年(平成7年)からはほぼ同じ形態の出版物が文化庁(2000年(平成12年)より国立国語研究所編集)から新たに「新「ことば」シリーズ」として刊行されている。大蔵省印刷局(現国立印刷局、2007年(平成19年)からはぎょうせい)から出版されており、全国の小・中・高等学校、図書館、公民館などに配布する「無償配布用」と、政府刊行物として政府刊行物サービスセンター・サービスステーション(官報販売所)や一般の書店で市販される「市販用」とが存在するがこの両者は表装などが一部異なるものの内容は全く同じである。市販版は大蔵省印刷局出版物の中では常にベストセラーになっているとされる〔新「ことば」シリーズ 〕。 本シリーズの内容は大きく解説編と問答編とに分かれており、解説編は,それぞれのテーマについて,専門家や学識経験者による座談会及び論説と、参考資料からなり、問答編は,「言葉に関する問答集」として日常生活における具体的な言葉の問題について,一問一答の形式で解説したものに必要に応じて参考資料を付したものである。 参考資料には、同音の漢字による書きかえのような国語政策に関する国語審議会の作成資料のほか、当用漢字、常用漢字、外来語の表記や送り仮名の付け方といった内閣告示、公用文作成の要領のような通達などが含まれている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ことばシリーズ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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