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『新スーパーロボット大戦』(しんスーパーロボットたいせん)は、バンプレストから発売されたシミュレーションRPG。本項では関連する『新スーパーロボット大戦スペシャルディスク』についても記述する。 == 概要 == SDで表現されたロボットたちが競演するクロスオーバー作品「スーパーロボット大戦シリーズ」の一つ。 『第4次スーパーロボット大戦』(以後『第4次』)で節目を迎えたDC戦争シリーズと並ぶ、新たなシリーズ内シリーズの第1作として本作は制作された。新規ユーザーの獲得を目指しており、DC戦争シリーズよりもマニアックな部分を減らしスーパーロボット大戦シリーズの入門編的な位置づけとなっている。しかし『スーパーロボット大戦F』の製作を優先させることや、製作ラインの統一を図る目的で続編の開発は中止され、シリーズ化はされなかったが、その流れは後の『スーパーロボット大戦α』に受け継がれている。 DC戦争シリーズでの制作方法が限界をむかえつつある中で新たな方法の模索をしており〔、今までになかった独自性を打ち出している。なかでも本作最大の特徴は、ロボットがSD(スーパーデフォルメ)ではなくリアルサイズで表現されている点にある。ほかにもDC戦争シリーズに未登場の作品の採用や、フルボイスによる戦闘の実現、カットインシステム、クリア後のおまけステージ、『魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL』(以下『魔装機神』)に次ぐオリジナル作品『超機大戦SRX』の登場など、新しい試みが多数なされた。 これまでシナリオを担当していた阪田雅彦がDC戦争シリーズの延長でモチベーションが下がっていたこともあり、本作ではウィンキーソフト社長の高宮成光がシナリオを担当した。原作設定をできるだけ尊重したDC戦争シリーズとは異なり、使いやすい部分をアレンジして融合させる方法をとっている〔〔例えば『機動武闘伝Gガンダム』の東方不敗は原作とは異なり遠い星から来た異星人という設定になっている。〕。しかしこれはユーザーからの強い反発を招き、スタッフが予想する以上のクレームが寄せられた〔。 シナリオは地上編・宇宙編合わせて全66話。両編クリア後にはこれに+1話(3ステージ)がプレイ可能。序盤の選択肢によって、スーパーロボット中心で戦術性が低い地上編とリアルロボット中心で戦術性が高い宇宙編に分岐する。どちらかのルートをクリア後、もう一つのルートをクリアすると真の最終ステージが始まり、地上編、宇宙編の部隊が合流して最終決戦となる。 本作より敵・味方すべてのパイロットに音声が付くようになった。後の作品では原作の担当声優が引退・故人などの事情のため、新たな役者を立てる場合があるが、本作では担当声優が現役であるにも関わらず声を当てていない例がある。なお、次回作の『スーパーロボット大戦F』では、ほぼ全てのキャラクターにオリジナルキャストが起用された。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「新スーパーロボット大戦」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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