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新別府駅(しんべっぷえき)は、大分県別府市に建設が計画されていた日本国有鉄道日豊本線の新駅(未成駅)である。新別府駅という名称は仮称であり、正式名称ではない。 == 経緯 == 1951年(昭和26年)、旧別府港(楠港)に代わる港湾として、別府国際観光港が着工された。当時の別府観光の主要な交通機関は航路と鉄道であったが、旧別府港が中心市街地のすぐそばの海岸に位置し、別府市の中心駅である別府駅からも近かったのに対して、新しい観光港は中心市街地や別府駅から北に2km以上離れていた。このため、翌1952年(昭和27年)に、別府港の移転に合わせて、別府駅を観光港正面に移転する構想が発表された。しかし、別府駅周辺の住民が強く反対したことなどから移転は実現に至らず、別府駅付近の高架化と現在地での駅舎建て替えとが進められて、1966年(昭和41年)には高架化及び新駅舎が完成した〔21世紀への飛翔 別府市商店街の展望 別府商工会議所創立70周年記念誌 別府のあるべき姿「21世紀への提言」、別府商工会議所〕。 一方、別府駅の現在地での建て替えにより移転が実際上困難になったことを受けて、移転予定地に小規模な駅を新設する構想が浮上。新駅には新別府駅という仮称が付けられた。そして、駅予定地周辺では日豊本線の観光港側、山手側の両方でインフラの整備が進められた〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「新別府駅」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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