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新原生代(しんげんせいだい、Neoproterozoic)は地質時代の区分の一つ。原生代(先カンブリア時代)の最後の3紀、10億~5億4200±30万年にあたる代である〔Gradstein 2005.〕。トニアン、クリオジェニアン、エディアカランに分かれる。クリオジェニアンには地球史上最も過酷な氷河期の訪れがあったことが知られ、氷床は赤道にまで至る「スノーボールアース」状態となった。多細胞生物の最古の化石(最古の動物を含む)がエディアカランから発見された。 == 地質 == 新原生代初期には、赤道付近に中原生代後期に形成されたロディニア超大陸が存在した。トニアンにおいてロディニア超大陸の分裂が始まり、いくつもの地塊に分かれた。新原生代においては、3度の氷河期があったことが知られている〔 Holfmann, et al. 2004.〕が、そのうち、大半の大陸地塊が低緯度にあった時に起こったスターティアン (Sturtian) 氷期及びマリノア (Marinoan) 氷期は、赤道域まで氷床に覆われた「スノーボールアース」事変として知られている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「新原生代」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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