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新宿武蔵野館(しんじゅくむさしのかん)は、東京都新宿区の映画館。新宿武蔵野館1・2・3の3館がある。武蔵野興業が経営。 住所は、新宿三丁目27番地10号 武蔵野ビル3階。かつては同ビル7階が新宿武蔵野館で、3階はミニシアターのシネマ・カリテ1・2・3だった。 == 概要・略歴 == === 黎明期 === *新宿の商店街有志の尽力により「武蔵野館」が発足したのは1920年6月30日。地上3階建て、座席数600席ほどの映画館としてスタートした。オープン当日のプログラムは、細山喜代松監督の日本映画『短夜物語』とデル・ヘンダースン監督のアメリカ映画『嫉妬に燃える眼』が上映された。 *1923年9月1日、関東大震災で被災するも、同年10月6日に営業再開。1925年2月27日にはパラマウント映画製作の特作映画『十誡』を浅草帝国館と共にロードショー上映している。 *1928年12月14日、武蔵野館は新宿三丁目(当時は東京府豊多摩郡淀橋町角筈1丁目1番地)に移転し、1,500席の洋画ロードショー館に転向。1929年5月9日、同館初のトーキー作品『進軍』『南国の唄』が上映される。 *1931年5月、松竹の洋画興行チェーンがパラマウント映画チェーンと合併し「松竹パ社興行社」となる。武蔵野館は有楽町邦楽座(後の丸の内ピカデリー)や浅草大勝館、電気館などと共に「SPチェーン」のフラッグシップとして洋画をロードショー上映するも、わずか2年でSPチェーンは解散してしまう。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「新宿武蔵野館」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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