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新山清路橋 : ミニ英和和英辞書
新山清路橋[しんざん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [しん]
  1. (n,n-suf,pref) new 
: [やま]
 【名詞】 1. (1) mountain 2. (2) pile 3. heap 4. (3) climax 5. critical point 
: [ろ]
 【名詞】 1. road 2. street 3. path
: [はし, きょう]
 【名詞】 1. bridge 

新山清路橋 ( リダイレクト:山清路 ) : ウィキペディア日本語版
山清路[さんせいじ]

山清路(さんせいじ)は、長野県東筑摩郡生坂村にある名勝聖山高原県立自然公園〔長野県環境部自然保護課「長野県の自然公園の紹介 2014年7月21日閲覧。〕。
== 地理 ==
飛騨山脈(北アルプス)を水源とする犀川は、松本盆地を過ぎて長野盆地へと至る間、蛇行を繰り返しながら深い峡谷を成す〔『角川日本地名大辞典 20 長野県』507ページ。〕。犀川は生坂村にて支流金熊川(かなくまがわ)と麻績川(おみがわ)を合流させており、このあたり延長1キロメートルの区間が名勝・山清路とされている〔『日本歴史地名大系 20 長野県の地名』571ページ。〕。
地名の由来は諸説あり、『角川日本地名大辞典』によれば、犀川・金熊川・麻績川という三川(三つの川)が交わる所からだとか、「山清寺」という名のにちなむともいう〔『角川日本地名大辞典 20 長野県』537ページ。〕。また、『安曇の古代』の著者・仁科宗一郎は『仁科濫觴記』の記述から、古代に治水のための工事(=山征)が行われた場所、すなわち「山征地」から来たと推察している(後述)。
当地の地形は麻績累層と呼ばれる地層が犀川に浸食されて形成された〔。金戸山(かなとこやま)、雲根山に挟まれ、川の両岸は最高で60メートルの断崖となっている〔。ヤマツツジヤマブキフジといったが断崖に咲き、は山々が緑に包まれ、紅葉は雪景色と四季を通して美しいことから、古くから名勝として知られてきた〔。犀川通船と呼ばれる水運河川舟運)が行われていた時代、山清路は難所であったが〔、いざ小舟に乗って川下りをすれば、まるで仙人の住まう世界を周遊しているようだとも評されている〔「山清路橋工事概要」によると、山清路は「本県屈指の奇勝地にして犀川の両岸相迫りし峻壁峭立し翠松之を点綴し、水は滙して碧潭をなし屈曲数回画きなんとして又顕わる、扁舟に揖して下されば真に仙境に遊ぶの感あり、遊人又四季を通じて絶間なき処なり」とある(新字体現代仮名遣いに修正した上で引用)。〕。
かつては河床には奇岩・猿とび岩を始め、水神釜や竜神の岩穴といった景色を見ることができたが〔、1957年昭和32年)に東京電力発電用ダムである平ダムが完成〔「ダム便覧 」より(2014年7月21日閲覧)。〕。ダムは山清路の下流1キロメートルの地点に位置しており、ダムから上流6キロメートルの区間が水没し、長く曲がりくねった人造湖が誕生した〔。この変貌について、『角川日本地名大辞典』には「峡谷の景観は失われ、山の湖として新しい観光地に生まれ変わった」と記されている〔『角川日本地名大辞典 20 長野県』537ページ(かっこ内は引用)。〕。

File:Sanseiji (before 1897) 1.jpg|開発前の山清路
File:Sanseiji (before 1897) 2.jpg|山清路を行く舟


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「山清路」の詳細全文を読む




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