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『新幹線十年史』(しんかんせんじゅうねんし)とは、新幹線開業10周年記念行事の一環〔 「新幹線きょう10周年記念日」朝日新聞1974年10月1日東京朝刊(縮刷版DBにて閲覧)〕として、国鉄が編纂発行した公式記録図書。開業から10年間の通史、およびテーマ別に保守と開発、管理運営についての記録を掲載している。 == 概要 == 東海道新幹線開業は1964年10月1日である。この開業から10周年にあたる1974年を翌年に控えた1973年10月、国鉄は記念事業の実施を検討。この時、原田種達総局長・山本英夫総務部長が推したのが10年史の編纂であった。1973年年末から専門委員の関山栄次と吉村正巳が編纂に取り掛かり、1974年4月には十年史の構成をテーマ別とすることに決まる。本社修史課から転勤してきた文書課の松本剛も専門委員に加わった。 当初は開業10周年での刊行を目指したが、運転事故や山陽新幹線博多開業〔山陽新幹線博多開業は1975年3月10日〕への準備が重なって執筆作業が滞り、10周年の1974年10月には間に合わず、最終的には開業11周年にあたる博多開業後の1975年12月10日の発行となった。 十年史では、1964年開業以来の10年間にあった、初期故障と速度向上、新幹線三島駅設置、山陽新幹線の岡山開業〔編纂後記によれば、新幹線博多開業については十年史では詳細を省き、「新幹線博多開業準備誌」に譲ったとしている。〕、万国博覧会時の輸送対策、設備・施設の近代化などについて詳述されている。また、開業前には十分予測できなかった雪害や公害への対策等についても、章を割いて触れている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「新幹線十年史」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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