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新庄まつり(しんじょうまつり)は山形県新庄市で開催される祭である。 == 歴史 == 1756年(宝暦6年)から始まると伝えられている。この前年、いわゆる「宝暦の大飢饉」により、新庄藩は未曾有の大飢饉に見舞われ、領内では多数の餓死者がでた。新庄藩5代藩主の戸沢正諶(まさのぶ)は、領民に活気と希望を持たせると共に、豊作祈願をするため、新庄城(現在の最上公園)内に現存する天満宮(戸沢氏の氏神)の祭典を行った。これが新庄祭の起源と考えられている。現在の山車の原型といえる飾り物・花笠鉾などの行列が当時から存在していると伝えられており、祇園祭の影響が見られると言う。 新庄祭は年を経るごとに大掛かりになり、いつからか灯籠(灯篭)によるライトアップがされるようになる。昭和時代初頭からは、灯籠に代わって山車に発電機を仕込んで電飾によるライトアップが行われるようになり、さらに色鮮やかに飾り付けられるようになった。 市内の道路が舗装される前はデコボコの道路を砂塵を巻き上げながら山車が進行し、まるで人形が生きているように見えたと言う。また、市内に電線が張り巡らされる前は、より大きな山車を作ることに血道をあげていたが、電線が張り巡らされた後は、電線の高さに合わせたほぼ同じ大きさの山車に統一されるようになった。 観光客も多くなり、それにしたがって有料桟敷席が設けられるなどし、2006年には250周年を迎えた。 2009年3月11日、「新庄まつりの山車行事」として重要無形民俗文化財に指定された。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「新庄まつり」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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