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新本格推理 : ミニ英和和英辞書
新本格推理[しん]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [しん]
  1. (n,n-suf,pref) new 
: [ほん, もと]
  1. (n,n-suf,n-t) (1) origin 2. basis 3. foundation 
本格 : [ほんかく]
 【名詞】 1. propriety 2. fundamental rules 
: [かく]
  1. (n,n-suf) status 2. character 3. case 
推理 : [すいり]
  1. (n,vs) reasoning 2. inference 3. mystery or detective genre (movie, novel, etc.) 
: [り]
 【名詞】 1. reason 

新本格推理 ( リダイレクト:本格推理 (光文社文庫) ) : ウィキペディア日本語版
本格推理 (光文社文庫)[ほんかくすいり]

本格推理』(ほんかくすいり)および『新・本格推理』(しん・ほんかくすいり)は、1993年から2009年まで光文社文庫で「文庫の雑誌」形式で出版されていた、推理小説の公募アンソロジー。鮎川哲也が編者を務め、後には二階堂黎人が編者を務めた。「本格推理」が全15巻、「新・本格推理」が全9巻刊行されている。また、別冊の「本格推理マガジン」も鮎川哲也(後に芦辺拓)が編者を務め、全5巻刊行されている。
==概要==
;本格推理
:推理小説の中でも、論理的でフェアな謎解きに主眼を置いた「本格推理」の短編を募集する企画として、1992年に開始された。当時は本格推理の長編を募集する鮎川哲也賞はあったものの、創元推理短編賞(現・ミステリーズ!新人賞)はまだ始まっておらず、本格推理の短編を募る賞はなかった。編者は名アンソロジストとして知られていた本格推理作家の鮎川哲也が務め、鮎川本人がすべての投稿作に目を通していた。
:公募は1992年秋、文庫の折込広告で告知され、第1回の締め切りまでには予想を大きく上回る238編が応募された。そのため、当初は1冊にまとめる予定だったが、2冊に分冊されることになり、1冊目が1993年4月に刊行された。以降、毎年公募が行われ、7回の公募で全15巻が刊行された。
:有名作家が全応募作に目を通す点、最大で三十数編ものの作品が活字化される点、それも雑誌ではなく文庫本収録である点など、これまでに新人コンテストに無い(強いて言えば講談社のショートショートコンテストが似た趣向を持つ)新機軸が応募者にも読者にも注目を浴びた。
;新・本格推理
:二階堂黎人が新たな編者となり、2001年より「新・本格推理」の刊行が始まった。これを機に、規定枚数が原稿用紙50枚以内から100枚以内へと変更されている。「本格推理」は1回の公募で数冊ずつ刊行されていたが、「新・本格推理」は毎年1冊ずつの刊行となった。また、創元推理評論賞が終了したことを受けて、第5回募集より評論も受け付けていた。
:2009年、「新・本格推理」の9巻目に当たる『新・本格推理 特別編 不可能犯罪の饗宴』が刊行された。今までの「本格推理」シリーズの内容を振り返り、総括する内容になっており、「本格推理」(「新」を含む)出身者の短編6作品と対談などが収録されている。公募作品は、8巻巻末で「七番目の椅子」として募集された作品1編のみ掲載されている。この巻では、新たな募集の案内は出されていない。
;本格推理マガジン
:1冊目の『孤島の殺人鬼』は、既に「本格推理」に作品が採られたアマチュア作家の2作目以降の掲載のために企画された。これは当初、「本格推理」では多くの人の作品を紹介するため、すでに採用された投稿者の2度以上の掲載には消極的だったからである。その後、「本格推理」自体が2作目以降の掲載も積極的にするようになった。そのため、その後の「本格推理マガジン」は過去の埋もれた作品を再録するものとして生まれ変わり、狩久岡田鯱彦の作品などを再録した。
;「本格推理」掲載後、新人賞を受けてデビューした作家
:同じ本格推理を募集している鮎川哲也賞(北森鴻七河迦南)、ミステリーズ!新人賞(秋梨惟喬)などを受賞した投稿者もいるが、ほかにもメフィスト賞蘇部健一霧舎巧黒田研二津村巧)や江戸川乱歩賞鏑木蓮)、横溝正史ミステリ大賞山本甲士)など様々な賞の受賞者を輩出している。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「本格推理 (光文社文庫)」の詳細全文を読む




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