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新株予約権付社債(しんかぶよやくけんつきしゃさい)は、新株予約権を付した社債(会社法第2条22項)。ワラント債とも。 普通社債とは異なり、社債部分の他に、その社債を発行した会社の株式を決められた一定価格で買い取る権利が付いている。この権利=オプションを「新株予約権」もしくは「ワラント」と呼ぶ。 ナショナル・シティー銀行がベルリン電力会社のワラント債を引受けて支配力を強めた歴史がある。 ==種類== 新株予約権付社債には、以下に挙げる3つの種類(正確にはそのうち最初の2種類)が存在する。 *転換社債型新株予約権付社債(旧転換社債) :新株予約権の行使の際に、払込を必要とせず、代わりに社債の全額が償還されるもの。convertible bond(CB)とも言う。詳しくは、転換社債型新株予約権付社債を参照。 *(狭義の)新株予約権付社債(旧非分離型新株引受権付き株式(非分離型ワラント債)) :社債券(クーポン)と新株予約権の分離が出来ないもの。カムワラントという。 *旧分離型新株引受権付き株式(分離型ワラント債) :社債券と新株予約権の分離が可能なものを、以前は分離型新株引受権付き株式といった。現行法においては、この形態は新株予約権付社債の一種ではなく、新株予約権と普通社債の同時発行という形をとる。新株予約権部分のことをワラントといい、社債部分のことをエクスワラントまたはポンカスという。この種類の債券は、社債部分と新株予約権部分をそれぞれ別途に売買する事ができるが、株価が新株予約権の行使価格を下回った場合、新株予約権部分は無価値となる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「新株予約権付社債」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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