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「新潟県民歌」(にいがたけんみんか)は日本の都道府県の一つ、新潟県が1948年(昭和23年)に制定した県民歌である。作詞・高下玉衛、作曲・明本京静、編曲・平川英夫。 日本コロムビアから藤山一郎と前島節子の歌唱により発売されたSPレコードでは「新民謡 新潟県民歌」との表題も見られる。同じレコードのB面には、作詞・関根ふみと、作曲・江口夜詩、編曲・平川英夫の「越佐小唄」(えっさこうた)が小唄勝太郎の歌唱で収録されている。 == 解説 == 1947年(昭和22年)に民選の初代知事となった岡田正平が県民歌の制定を提唱し〔中山裕一郎 監修『全国 都道府県の歌・市の歌 』(東京堂出版、2012年) ISBN 978-4-490-20803-0 、192ページ。〕、全国を対象に歌詞の公募を実施した。作曲は県の依頼により明本京静が行い、1948年3月28日に新潟第一師範学校講堂で発表会が開催された。 制定の意義は「文化の香り高き郷土建設の為、県民が愛踊し得る曲」とされており〔、いわゆる「復興県民歌」の一つに数えられる。日本海に面した風土と弥彦山・妙高山・佐渡島など県内の名所が歌われているのみならず1番では民主主義、2番では自由主義、4番では日本国憲法が掲げる理想の実現を目指す意思が歌われている点に大きな特徴がある。 本曲の作成には県が強く関与しているが長らく正式な県民歌としては取り扱われなかったらしく、1960年代の資料では県歌を「未制定」として本曲を事実上の県民歌とする旨の注釈付きで紹介するものが見られる〔国民文化協会『事典 シンボルと公式制度 日本篇』(国際図書、1968年)、149ページ。〕。 ベースボール・チャレンジ・リーグの新潟アルビレックス・ベースボール・クラブでは、ホームゲームの試合開始前に選手が県民歌を斉唱する。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「新潟県民歌」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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