|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 新 : [しん] 1. (n,n-suf,pref) new ・ 新潮 : [しんちょう] (n) Shinchou (magazine and publisher) ・ 潮 : [しお] 【名詞】 1. tide 2. ebb and flood 3. salt water 4. opportunity ・ 文 : [ぶん] 【名詞】 1. sentence ・ 文庫 : [ぶんこ] 【名詞】 1. library 2. book collection ・ 冊 : [さつ] 【名詞】 1. (1) volume 2. (2) counter for books
新潮文庫の100冊(しんちょうぶんこのひゃくさつ)は、新潮社が1976年から毎年夏に行っている新潮文庫のキャンペーン、もしくは1995年発行のCD-ROMによる電子書籍。また、2000年には「新潮文庫20世紀の100冊」という企画も行われた。 いずれも「100冊」と銘打っているが、新潮文庫で上下巻などに分かれている作品でも1冊としているため、実際は100冊以上となる。 == 夏のキャンペーン == 文庫フェア「新潮文庫の100冊」は、新潮文庫の中から100冊を選び出したもの。1976年開始。以前は「新潮文庫夏のキャンペーン広告」「新潮文庫ベスト100」であった。 1978年から1996年まで(1990年は除く)は俳優やアイドルなど有名人をイメージキャラクターに採用し〔新潮文庫のささやかな秘密 ほぼ日刊イトイ新聞、2005年8月12日〕、テレビ・新聞・雑誌などで宣伝も行った。1997年からイメージキャラクターはYonda?君になった。 2008年、同キャンペーン期間中の限定企画として、夏目漱石『こころ』、太宰治『人間失格』、宮沢賢治『銀河鉄道の夜』、アンデルセン『絵のない絵本』の4冊が特製カバー仕様で販売された。集英社文庫が、同時期のキャンペーンで週刊少年ジャンプ系の漫画家をカバー絵作者に起用した限定仕様の文庫を販売していたが、新潮社はまるでそれに対抗するかのように、単色の極めてシンプルなデザインを採用した。 1976年から2012年までの37年間すべての年に選出された作品は、以下の11作品である。 *井伏鱒二 『黒い雨』 *太宰治 『人間失格』 *夏目漱石 『こころ』 *三浦綾子 『塩狩峠』 *宮沢賢治 『新編銀河鉄道の夜』 *カフカ 『変身』 *カミュ 『異邦人』 *ドストエフスキー 『罪と罰』 *ヘッセ 『車輪の下』 *ヘミングウェイ 『老人と海』 *モンゴメリ 『赤毛のアン』 その他、2012年までの37年の間に25回以上選出された作品は、以下の通り。 *芥川龍之介 『羅生門・鼻』 - 35回 *芥川龍之介 『蜘蛛の糸・杜子春』 - 29回 *安部公房 『砂の女』 - 32回 *井上靖 『あすなろ物語』 - 26回 *遠藤周作 『海と毒薬』 - 28回 *遠藤周作 『沈黙』 - 28回 *梶井基次郎 『檸檬』 - 34回 *川端康成 『伊豆の踊子』 - 30回 *川端康成 『雪国』 - 31回 *高村光太郎 『智恵子抄』 - 30回 *太宰治 『斜陽』 - 26回 *谷崎潤一郎 『痴人の愛』 - 33回 *壺井栄 『二十四の瞳』 - 28回 *中島敦 『李陵・山月記』 - 25回 *夏目漱石 『坊っちゃん』 - 29回 *三島由紀夫 『金閣寺』 - 36回 *武者小路実篤 『友情』 - 31回 *森鴎外 『山椒大夫・高瀬舟』 - 27回 *ゲーテ 『若きウェルテルの悩み』 - 25回 *サガン 『悲しみよこんにちは』 - 25回 *コナン・ドイル 『シャーロック・ホームズの冒険』 - 29回 *リチャード・バック 『かもめのジョナサン』 - 31回 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「新潮文庫の100冊」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|