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新燃岳(しんもえだけ)は、九州南部の霧島山中央部に位置し、有史以降も噴火を繰り返している標高1,421mの活火山である。三等三角点は山頂のカルデラ縁にあり、噴火口およびカルデラは鹿児島県霧島市域に位置する〔。尾根筋は宮崎県小林市にまたがる。 == 山容 == 霧島山最高峰である韓国岳と霧島山東部に聳える霊峰高千穂峰の中間付近に位置し、獅子戸岳と中岳の間に割り込むようにして聳えるなだらかな円錐状の火山であり、山頂に直径750mの円形火口を擁する。火口の底には平成噴火前まで直径150m、水深30mの青緑色を呈する山頂火口湖の新燃池が存在していた。火口壁の南側に2つの岩峰が屹立しており、「兎の耳」と呼ばれている。山域は1934年(昭和9年)3月16日に、霧島屋久国立公園の特別保護区域に指定されている〔 環境省、2011年2月5日閲覧。〕。 平成噴火前まで高千穂河原から中岳を経由した登山道が整備され、山頂付近の植生はススキを中心とした草原となっており、所々に低木のミヤマキリシマ群生地が散在していた。当時も火山活動によってしばしば登山禁止の措置がとられる。 新燃岳は映画『007は二度死ぬ』の舞台にもなった〔CNNによる報道。 〕。 地質は輝石安山岩からなる基盤山体の上に火砕丘が重なった構造となっている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「新燃岳」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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