|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 新 : [しん] 1. (n,n-suf,pref) new ・ 三 : [み] 1. (num) three ・ 三千 : [さんぜん] 【名詞】 1. 3000 2. many ・ 千 : [せん ち, ち] 【名詞】 1. thousand 2. many ・ 千代 : [ちよ] 【名詞】 1. (1) thousand years 2. (2) very long period 3. forever ・ 代 : [よ, しろ] 【名詞】 1. world 2. society 3. age 4. generation
新珠 三千代(あらたま みちよ、本名:戸田 馨子(とだ きょうこ)、1930年1月15日 - 2001年3月17日)は、奈良県奈良市出身の日本の女優。 == 略歴・人物 == *普連土学園に入学後、13歳で宝塚音楽学校に転学。終戦を待って宝塚歌劇団に入団。宝塚入団時の成績は15人中4位〔監修:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡り続けて(人物編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日、41頁。ISBN 9784484146010〕。1946年『グラナダの薔薇』で初舞台。宝塚歌劇団33期生。 *可憐な美貌と歌唱力でトップ娘役として活躍。中でも、同じ年に初舞台を踏んだ明石照子とのコンビは絶賛された。宝塚歌劇団時代の代表作には『ハムレット』『ひめゆりの塔』『ジャワの踊り子』などがある。 *1951年、東宝『袴だれ保輔』で映画デビュー。 *1955年に宝塚を退団し、日活に入社して映画女優として活躍、月丘夢路と並んで看板スターになる。 *1956年、『洲崎パラダイス赤信号』(川島雄三監督)をヒットさせるが、1957年には東宝に移籍、亡くなるまで東宝所属(東宝芸能所属)だった。1959年スタートの6部作『人間の條件』では苦難を乗り越え戦場まで夫を追い求めるひたむきな妻を演じ、ブルーリボン助演女優賞を受賞。また東宝の看板映画である『社長』シリーズに数多く出演した。 *1966年度のキネマ旬報ベストテンで10位に入賞した『女の中にいる他人』では内に秘めた女の情念を見事に演じ切った。 *テレビドラマでは『氷点』にて医師夫人・辻口夏枝役を演じたほか、『細うで繁盛記』での数々の困難にもめげずに伊豆・熱川の温泉旅館を切り盛りするおかみ・加代役で人気を決定づけた。『虹を織る』では、ヒロインを指導する教員(日舞担当)・上原敏江役を演じた。また、舞台での『細雪』の二女は当たり役とも評された。このように、和服が似合う清楚高潔な「伝統的な日本女性」としてのイメージを保ちながら、娘役から母親役、良妻賢母から悪女まで、幅広い役柄を演じられる器量が評価され、各方面から絶賛された。 *『なるほど!ザ・ワールド』には解答者として準レギュラーした。 *1994年12月、舞台『女たちの忠臣蔵』出演中に心臓疾患のため降板して以降、体調がすぐれず仕事も大幅に減らしていた。 *2001年3月17日、腰椎椎間板ヘルニアの手術の際に、心臓疾患から手術の影響に耐えられず心不全を起こし死去。享年71。前年11月、朗読劇『ハロルドとモード』で約6年ぶりに舞台復帰を果たし、体調を整えて本格的に活動再開を行う計画を進めていた中での急死であった。 *実妹の椿千代(のち桂典子・本名戸田乃理子)も宝塚歌劇団(39期生)出身の女優であり、舞台公演等で共演もしたが、結婚後芸能界を引退した。実妹以外の家族・私生活について一切明かさず、終生独身であった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「新珠三千代」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|