|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 新 : [しん] 1. (n,n-suf,pref) new ・ 新説 : [しんせつ] (n) new theory ・ 説 : [せつ] 1. (n,n-suf) theory ・ 己 : [き, つちのと] 【名詞】 1. 6th in rank 2. sixth sign of the Chinese calendar ・ 罪 : [つみ] 1. (adj-na,n) crime 2. fault 3. indiscretion
『己が罪』(おのがつみ)は、菊池幽芳の家庭小説である。1899年(明治32年)、大阪毎日新聞に発表。 のちに子爵夫人となる女性主人公・箕輪環の薄幸の人生を描く。新派劇としてしばしば脚色、上演された。初演は1900年(明治33年)大阪・朝日座、喜多村緑郎(桜戸子爵役)、河合武雄(環役、女形)らが出演した。その後、のべ20回も映画化されている。⇒ #映画化された一覧 ==映画化された一覧== *1908年 - 『己が罪』(製作:吉沢商店、出演:中野信近一座) *1908年 - 『己が罪 続編』(製作:吉沢商店、出演:中野信近一座) *1909年 - 『己が罪 続』(製作:吉沢商店、出演:中野信近一座) *1910年 - 『己が罪』(製作:吉沢商店、出演:木下吉之助、五味国太郎ほか) *1912年 - 『己が罪』(製作:吉沢商店) *1913年 - 『己が罪』(製作:小松商会) *1915年 - 『己が罪』(製作:M・カシー商会) *1916年 - 『己が罪』(製作:天活、出演:中野信近、木下八百子ほか) *1917年 - 『己が罪』(製作:日活、出演:大村正雄、横山運平ほか) *1919年 - 『己が罪』(製作:日活、監督:田中栄三、出演:藤野秀夫、衣笠貞之助ほか) *1921年 - 『己ヶ罪』(製作:松竹キネマ、監督:賀古残夢、出演:岡本五郎、岩本祐吉、川田芳子ほか) *1921年 - 『己が罪』(製作:小松商会、出演:三浦清ほか) *1921年 - 『己が罪』(製作:帝国キネマ演芸、出演:大井新太郎ほか) *1923年 - 『己が罪』(製作:日活、監督:大洞玄吾、出演:三保松子、横山運平ほか) *1924年 - 『己が罪』(製作:帝国キネマ演芸、監督:松本英一、出演:松本泰輔、歌川八重子ほか) *1926年 - 『新説己が罪』(製作:日活、監督:溝口健二、出演:砂田駒子、高木永二ほか) *1930年 - 『新編・己が罪作兵衛』(製作:松竹キネマ、監督:佐々木恒次郎、出演:井上正夫、龍田静枝ほか) *1933年 - 『己が罪 環』(製作:日活、監督:畑本秋一、出演:山路ふみ子、一木札二ほか) *1936年 - 『己が罪』(製作:新興キネマ、監督:西鉄平、出演:山路ふみ子、高田稔、菅井一郎、藤村秀夫、浦辺粂子ほか) *1956年 - 『新己が罪』(製作:新東宝、監督:毛利正樹、出演:乙羽信子、中山昭二、千石規子、ほか) == 1908年版 == 『己が罪』(おのがつみ)は、1908年(明治41年)製作・公開、吉沢商店製作・配給による日本のサイレント映画、女性映画である。監督・脚本等は不明である。吉沢商店は、現在の日活の前身の一社である。2作の続編が製作・公開された。初の野外ロケーション撮影(出写し)を行ったことで知られる作品である〔『日本映画発達史 1 活動写真時代』、田中純一郎、中央公論社、1968年、p.136-139。〕。同年10月、主演の中野信近の別荘がある神奈川県の片瀬、および江ノ島で撮影は行われた〔。当時の吉沢商店では「演出家」(映画監督)は存在していなかった〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「己が罪」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|