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新野外無線機は、自衛隊の業務無線システムの1つ。主として陸上自衛隊において、部隊相互の連絡に使用する。 85式野外無線機の後継として平成13年度より運用を開始し、陸上自衛隊の主たる野外無線機として広く用いられた。部隊使用承認のかたちで運用されており、制式化はされていない。後継として、平成24年度より広帯域多目的無線機(コータム)の調達が開始されている。 == 来歴 == 平成6年度から平成7年度にかけて部内研究が開始され、システムスタディおよびシステムデザインが実施された。その後、平成8年度から平成10年度にかけて2回にわけて試作が行われ、平成10年度から平成11年度にかけて技術試験が行われた。この結果、本機は「設計の基本となるべき装備品等の性能、諸元、構造等」を満足することが確認された。その後、1999年9月から2000年9月にかけて、陸上自衛隊において実用試験が実施された。この結果、本機は「運用構想、装備を必要とする要件及び要求性能に適合しており、部隊の使用に供し得る」と報告された〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「新野外無線機」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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