翻訳と辞書
Words near each other
・ 新里駅 (青森県)
・ 新重商主義
・ 新野
・ 新野 (御前崎市)
・ 新野々市駅
・ 新野インターチェンジ
・ 新野剛志
・ 新野問答
・ 新野地温泉
・ 新野外無線機
新野外通信システム
・ 新野宏
・ 新野小学校
・ 新野山形
・ 新野山形村
・ 新野峠
・ 新野新
・ 新野村
・ 新野村 (岡山県)
・ 新野村 (静岡県)


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

新野外通信システム : ミニ英和和英辞書
新野外通信システム[にいの]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [しん]
  1. (n,n-suf,pref) new 
: [の]
 【名詞】 1. field 
野外 : [やがい]
  1. (n,adj-no) fields 2. outskirts 3. open air 4. suburbs 
: [そと, ほか, げ, がい]
 【名詞】 1. other place 2. the rest 
: [つう]
  1. (adj-na,n) (1) connoisseur 2. authority 3. (2) counter for letters, notes, documents, etc. 
通信 : [つうしん]
  1. (n,vs) correspondence 2. communication 3. news 4. signal 
: [まこと, しん]
  1. (adv,n) truth 2. faith 3. fidelity 4. sincerity 5. trust 6. confidence 7. reliance 8. devotion 

新野外通信システム ( リダイレクト:野外通信システム ) : ウィキペディア日本語版
野外通信システム[やがいつうしん-]

野外通信システム(やがいつうしん-、)は、の一つ。試作段階では新野外通信システムと呼称されてきた〔ソフトウエア無線にAndroid端末も!陸上自衛隊のイマドキの通信システム ITpro 2013年11月22日〕。開発は技術研究本部、製作はNECが行っている。
== 概要 ==
戦略階梯(方面隊)で用いられてきた方面隊電子交換システム(AESS)、作戦術階梯(師団旅団)で用いられてきた師団通信システム(DICS)、戦術階梯で用いられてきた地上無線機野外無線機85式および新野外無線機)を一括して更新するシステムとして開発された。平成19年度から平成22年度にかけて試作が行われ、平成21年度から平成23年度にかけての技術試験及び平成22年度から平成23年度にかけての実用試験を経て、平成24年度に装備化、同26年度より整備が行われている。開発試作総経費は168億円。なお野外通信システムは平成16年度から試作を、平成18年度から翌年度にかけて所内試験を実施した「統合無線機の研究」の成果を反映させている。
通信プロトコルにはInternet Protocolが採用されており〔、モバイルアドホックネットワークの技術により、迅速に高速かつ広域にわたる通信ネットワークを構成可能とされている。初動対応時には、部隊間では広帯域多目的無線機のみ、あるいはアクセスノード装置と広帯域多目的無線機の間でネットワークが形成され、基地・中央との通信は民間通信事業者や衛星通信システムを通じて確保される。その後、より大規模な部隊が展開する本格的対応時には、指揮所には指揮所用ネットワーク装置が設置されるとともに、ノード中継装置バックボーンノード装置整備支援装置ネットワーク管理装置によって独自のネットワークインフラが構築される〔。なおオペレーティングシステムとしては、情報処理端末にはMicrosoft Windows携帯情報端末にはAndroidが採用されている。
システム内の無線通信端末として開発された広帯域多目的無線機(略称: 広多無(コータム))は、その名の通り、周波数帯域としてはHFVHFUHFに対応し、また音声通信とデータ通信のいずれも可能となっている。またソフトウェア無線化されており、所要のソフトウェアを使用することで、3自衛隊間およびその他の部外関係機関との直接通信が可能となっている。ソフトウエア無線機規格としては、アメリカ軍統合戦術無線システム(JTRS)で採用したのと同じSCAが採用されている。可搬通信速度は11Mbpsで〔『ストライク アンド タクティカルマガジン』SATマガジン出版、2015年7月号〕、これはIEEE 802.11bに相当する通信速度である。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「野外通信システム」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.