|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 方 : [ほう] 1. (n-adv,n) side 2. direction 3. way ・ 方円 : [ほうえん] 【名詞】 1. squares and circles 2. square and round shapes ・ 円 : [まる, えん] 【名詞】 1. (1) Yen 2. money 3. (2) circle ・ 流 : [りゅう] 1. (n,n-suf) style of 2. method of 3. manner of 4. school (of thought)
方円流(ほうえんりゅう)とは、小倉藩の直守一が開いた武術の流派。 剣術、槍術、薙刀術、棍棒術、杖術、体術、捕手術、拳法を伝えた。 == 概要 == 小倉藩士の直守一は七歳のとき神宮院法印霊芝に書を学び、庭木に釘を投げて手裏剣を学んだ〔綿谷・山田(1969):744ページ〕。後に小倉藩士の浦野一歩に師事して制剛流を学んだ。浦野一歩は眼心流剣術、以心流居合、宝蔵院流高田派槍術、無眼流剣術、無天流剣術や素槍も修行した達人であった〔。 印可を得た後に諸流十六流を極め、諸流の粋と制剛流の要を切磋して遂に必勝の秘訣を悟った。師にこれを質したところ、一流を立てる事を許されて天明2年(1782年)に方円流を開いた。方円流という流派の名前の意味は「異同相応じ虚実相依る」との意味である〔山崎(1981):33ページ〕。 門人は二千人を超えたという。直は人に応じて道歌を詠むなど、一心に教導した。又、弟子が勝負にのみこだわり、人を侮る事を戒めたという〔。 直は弘化4年(1847年)に95歳で死去した。死に際まで、愛用の木刀を手放さなかったという。道統は子の上田如雲守身が継承した。後に二天流6代宗家の竹村岩次郎が拳法を創始した〔綿谷・山田(1969):745ページ〕。 現在伝承が残っているかは不明であるが、少なくとも最近までは継承者が存在したようである〔。また、関連は不明だが伊予大洲藩士の武知吉太夫が創始した同名の流派(捕縄術、杖術、鎖術を伝えた)があるほか、佐賀藩にも同名の砲術の流派があった〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「方円流」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|