|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 方 : [ほう] 1. (n-adv,n) side 2. direction 3. way ・ 等 : [など] 1. (suf) and others 2. et alia 3. etc. (ら) ・ 経 : [けい, たていと] (n) (weaving) warp
方等経(ほうどうきょう)とは、大乗仏教の経典を総称していう語である。方等経典などともいう。 == 語義 == 方等(サンスクリット語:Vaipulya、音写:毘仏略)とは、平等の真理、つまり普遍平等なる真如の理を意味する。また方広(方廣)とも訳すが、これは広大な教義を意味する。つまり広く増し発展せしめられた教えをいう。『大般涅槃経』15には「何等(なんら)をか名付けて毘仏略と為す。所謂(いわゆる)大乗方等経典はその義広大にしてなお虚空の如し。是を毘仏略と名付く」と説明している。 大乗仏教では、小乗にはこのような方等の教説はないとし、原始的な仏典の分類法である九部経や十二部経を指していた。しかしこのことから次第に大乗経典を総称して「方等経」と呼ばれるようになった。またさらには、その方等経の中でも、特に優れた経典を「大方等」や「大方広」と呼んで区別する。たとえば『華厳経』の正式名称である『大方広仏華厳経』などはその一例である。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「方等経」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|