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施履本[し りほん]
施 履本(し りほん、)は、中華民国・満州国の外交官・政治家。別号は長卿。 == 事績 == 日本に留学して中央大学を卒業した〔「施履本氏逝去」『読売新聞』昭和13年(1938年)1月19日。〕。1919年(民国8年)7月27日、山東省特派交渉員となり、1923年(民国12年)2月15日まで務めた〔劉ほか主編(1995)、224-226頁。〕。同年中に駐日公使代理に任命されている。1932年(大同元年)3月に満州国が建国された後に駐ハルビン吉林交渉署署長に任命され、同年6月に交渉署が北満特派員弁事処に改組されると、北満特派員に改められて留任〔「駐ハ吉林交渉署を廃す 北満特派員弁事処を建設」『東京朝日新聞』昭和7年(1932年)6月3日。〕、ソビエト連邦との折衝を主に担当した。1935年(康徳2年)5月25日、ハルビン特別市長を兼任し〔「満州国の人事異動」『東京朝日新聞』昭和10年(1935年)5月25日〕、1937年(康徳4年)7月1日にハルビン特別市が浜江省の省轄市に改められたため、施履本は同省省長に移った〔「満州の人事異動 行革に伴い七月発令」『東京朝日新聞』昭和12年(1937年)6月12日、2面。〕。翌1938年(康徳5年)1月17日、心臓性喘息のため死去。享年54(満52歳)。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「施履本」の詳細全文を読む
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