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旅籠(はたご)とは、江戸時代、旅人を宿泊させ、食事を提供することを業とする家のことである。旅籠屋(はたごや)の略。 == 概要 == 旅籠という言葉はもともとは旅の時、馬の飼料を入れる籠(かご)のことであった。それが、旅人の食糧等を入れる器、転じて宿屋で出される食事の意味になり、食事を提供する宿屋のことを旅籠屋、略して旅籠と呼ぶようになった。 江戸時代の街道には宿場ごとに多くの旅籠があって武士や一般庶民の泊まり客で賑わった。次第に接客用の飯盛女を置く飯盛旅籠と、飯盛女を置かない平旅籠に別れていった。然し、明治時代になって旧街道が廃れ、鉄道網が発達してくると、徒歩や牛馬による交通が減少し、旅籠も廃業に追い込まれたり、駅前に移転するところが相次ぐようになった。現在でも、旧宿場町の同じ場所で昔のままに旅館を営んでいるものは数えるほどしかない。混雑時には相部屋が求められ、女性の旅客は難儀をしたとされる。 旅籠の宿泊代は概ね一泊200 - 300文(現在の貨幣価値で3,000 - 5,000円程度に相当)程度が一般的だった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「旅籠」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Hatago 」があります。 スポンサード リンク
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