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日向市駅(ひゅうがしえき)は、宮崎県日向市上町にある、九州旅客鉄道(JR九州)日豊本線の駅である。 日向市の代表駅で、全列車が停車する。 == 駅構造 == 現在の駅舎は、建築家の内藤廣や東京大学の篠原修など建築や都市の専門家・鉄道関係者・行政関係者・市民たちが協力し〔、10年以上にも及ぶ期間を経て完成した。地元から杉材の活用を強く要望されたため、杉を使用している〔。高架駅にもかかわらず木造を思わせる造りになっており、高架下の駅本屋内部も杉を前面に押し出したデザインで統一されている〔。島式ホーム1面2線の高架駅で〔、ホームは比較的広い。エレベーターが設置されており、バリアフリー対応である。 2008年(平成20年)9月、鉄道に関係する国際的なデザインコンテストのブルネル賞で最優秀賞を受賞した。耳川流域のスギ材をふんだんに使い、独特の建築様式を取り入れた駅舎が世界で高い評価を受けての受賞である。駅舎の最優秀賞受賞は日本初である。 また、この地元宮崎県産杉材を用いた駅舎を含めた駅周辺の再開発による景観が評価され、国土交通省の2014年(平成26年)度の「都市景観大賞」都市空間部門の大賞に当駅周辺地区が選ばれている〔荒木勲(2014年5月15日). “都市景観大賞:今年度、JR日向市駅周辺が受賞 九州で2例目 地元協力の区画整理など評価”. 毎日新聞(毎日新聞社)〕〔。 高架化工事は、日向市駅近辺の踏切による交通渋滞緩和を目的として実施され、2006年(平成18年)12月17日から、宮崎県内では西都城駅・宮崎駅・宮崎空港駅に続き4番目の高架駅として使用が開始された。また、高架化に際し東口が新設され、駅東側からの利便性が向上した。 旧駅舎からはかつて細島港に向けて細島線が分岐していたが廃止された。 JR九州鉄道営業が駅業務を行う業務委託駅で、みどりの窓口が設置されている。 接近メロディーとしてひょっとこ踊りのお囃子が流れる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「日向市駅」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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