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日大鎌倉諸本集成本源氏物語(にちだいかまくらしょほんしゅうせいほんげんじものがたり)とは、源氏物語の写本の一つ。 == 概要 == 日大鎌倉諸本集成本源氏物語とは、日本大学図書館に収蔵された源氏物語の写本のうち、『日本大学蔵源氏物語』という影印本のシリーズものにおいて、三条西家本の影印本に続いて刊行された「鎌倉期諸本集」の1及び2に収蔵された写本の総称である。 この「日大鎌倉諸本集成本」は、もともと異なる時代に異なる人物によって書写され長年別々に伝えられてきた写本であるが、大部分は昭和初期に「大島本」などにその名を残す当時の代表的な収集家の一人であった三井合名会社理事の大島雅太郎の所有となりこれ以後まとまって伝えられることになった。大島の元にあった時期に相次いで重要美術品に認定され、また大島がその活動を支援していた池田亀鑑が作成していた源氏物語の校本である校異源氏物語にも採用された。戦後財閥解体などによって戦前とは一転して財政的に困窮することになった大島雅太郎の元を離れ、戦後の代表的なコレクターであった小汀利得の所有となり、その後昭和40年代になって日本大学の所有となった。1990年代になって日本大学が所蔵していた三条西家本とともに「日本大学蔵源氏物語」として影印本が出版された。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「日大鎌倉諸本集成本源氏物語」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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