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日岡古墳(ひのおかこふん)は、福岡県うきは市吉井町に所在する前方後円墳である。国の史跡に指定。付近の月岡古墳や塚堂古墳とともに若宮古墳群を形成する。 == 概要 == * 墳丘長80メートル〔大塚初重・小林三郎・熊野正也編 『日本古墳大辞典』東京堂出版、1989年、484-485頁。〕 * 後円部径40メートル・高さ5メートル * 前方部幅40メートル・高さ4メートル 若宮八幡宮境内の東に所在し、一重の周濠が巡っている。すぐ西側に月岡古墳が所在する。 後円部南西に向く横穴式石室は現在、羨道部が閉じられているが、両袖型の素形で全長5.1メートル、最大幅2.8メートル、高さ2.3メートルをはかり、側壁はやや内傾し胴張りのある平面形を示す。奥壁には幅2.2メートル以上、高さ1.9メートル以上の大石をほぼ垂直に立てて鏡石としている。奥壁の頂部には2~3段の割石を積み、石棚を設置している。 石室の壁全体に様々な文様が描かれており、壁画系の装飾古墳の中で古いタイプに分類される〔- うきは市 〕。描かれた文様は、奥壁に赤・白・緑色を使い、6個の大型同心円文・蕨手文・連続三角文などが、周壁には赤・白・青色を使い、同心円文や三角文といった幾何学的文様のほかに、盾や靫、大刀などの武具・魚・船・馬・獣などの文様が描かれており、場所によって色の使い分けがなされている。天井石が石室の床面に崩落しており、上からのぞき込む形で見学することができる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「日岡古墳」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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