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阿仏坊日得(あぶつぼうにっとく、文治5年(1189年) - 弘安2年3月21日(1279年5月10日))は鎌倉時代における、日蓮宗の僧侶。藤原氏にして、俗名を遠藤左衛門尉為盛。遠藤盛遠(文覚)の曾孫にあたるという。 == 生涯 == 順徳天皇に仕え、従四位上に叙せられる。和漢の学に通じ、歌道にも上達していた。承久3年(1221年)に承久の乱により佐渡島に流された天皇に従って、仁治3年(1242年)に崩御するまで側近く仕える。その直後に妻とともに剃髪し、30年間も天皇の陵に廬を結んで住む。もともと浄土宗を深く信仰し、念仏怠りなく、自ら「阿仏坊」と号していたが、文永8年(1271年)の冬に日蓮が佐渡に流され、塚原に潜んでいたところを訪問し、日蓮の説を聴き、妻とともに浄土宗を棄てて弟子となる。文久11年(1274年)に日蓮が鎌倉を経て甲斐に隠栖すると、遠くにありながら再三身延山を訪れては日蓮の説法を聴いていた。弘安元年(1278年)に90歳の身で登山したのに対し、日蓮は大いに感激して、「日得」の名を与えた。その翌年に寂す。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「日得」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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