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日月潭(にちげつたん・じつげつたん)は、台湾南投県魚池郷に位置する湖。台湾で最も大きな湖である(ダム湖を除く)。湖の北側が太陽(日)の形、南側が月の形をしていることからこう呼ばれる。略称は明潭(みんたん、日と月の合字で明)。 == 地理 == 日本統治時代(1918年)に、当時台湾総督だった明石元二郎と高木友枝率いる台湾電力株式会社が水力発電所を建設するため、台湾で最も長い川である濁水渓から地下導水路で水を引く計画を立案。翌年台湾電力株式会社を設立し建設を開始するが、途中資金不足や関東大震災による影響などで計画は中断〔台灣歷史 真正奠定台灣經濟發展的大功臣---日本人松木幹一郎(台灣電力之父) 〕。1928年に松木幹一郎が台湾電力社長に就任したことにより計画が再開され、1934年6月にダム湖と発電所が竣工した。結果、湖面の面積は4.55km²から7.73km²に拡大した。 この発電所は、戦後1948年7月に「大観水力発電所」となり、現在、発電量は台湾の水力発電全体の半分以上を占めている。 また日月潭周辺は台湾原住民のサオ族(邵族)の居住地であり、日月潭に浮かぶラル(拉魯)島はサオ族の祖霊が宿る場所(聖地)とされている。 1999年に起きた台湾大地震で島の面積が縮小し、月下老人の像が押し倒されるなど大きな被害が出たため現在復興工事が計画されている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「日月潭」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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