|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 日 : [にち, ひ] 1. (n-adv,n-t) sun 2. sunshine 3. day ・ 日本 : [にっぽん, にほん] 【名詞】 1. Japan ・ 本 : [ほん, もと] 1. (n,n-suf,n-t) (1) origin 2. basis 3. foundation ・ 本の : [ほんの] 1. (adj-pn) (uk) mere 2. only 3. just
「日本のあさあけ」(にほんのあさあけ)は、1952年(昭和27年)にサンフランシスコ講和条約発効および日本国憲法施行5周年を記念して作成された日本の国民歌である。作詞・斎藤茂吉、作曲・信時潔。 == 解説 == 1951年(昭和26年)に第3次吉田第2次改造内閣の下でサンフランシスコ講和条約が締結され、6年に及んだ占領体制が終局する目処が立ったことを記念して天野貞祐文部大臣の提唱で翌1952年(昭和27年)4月28日の記念式典で演奏される祝典歌が作成されることになった。作詞・作曲の公募は実施せず作詞が歌人の斎藤茂吉、作曲が5年前の新憲法施行記念国民歌「われらの日本」と同じ信時潔に依頼され、4月8日に天野文部大臣が完成発表を行った〔読売新聞、1952年4月8日付夕刊。〕。 文部省では祝典歌の決定に伴い全国の教育委員会を通じて学校に指導通知を行う方針を表明したが〔読売新聞、1952年4月9日付夕刊「各教育委員会を通じて各学校に通知」。〕、歌詞と楽譜が新聞に掲載された直後から斎藤の歌詞が復古調の文語体を使用しているため難解であるとして問題視された。参議院文部委員会で共産党の岩間正男が と言文一致を進める国語政策と相容れないのではないかと言う観点から批判したのを始め〔第十三回国会 参議院文部委員会会議録 第二十三号 〕、社会党からもこの楽曲を国民歌として学校で指導することへの抵抗が相次いだ。そのためか指導通知は事実上の立ち消えとなっているが、同時期に発行された自治体広報では歌詞と楽譜を掲載しているものが見られる〔広報あしや 昭和27年5月20日号 - 1面に歌詞と楽譜掲載。〕。 「日本のあさあけ」発表から10年後には、内閣と総理府がNHKおよび民放・新聞・レコード各社の協賛で新国民歌「若い日本」を作成している。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「日本のあさあけ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|