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日本の福祉(にほんのふくし、Welfare in Japan)は厚生労働省が所管しており、社会的支出割合は公私あわせてGDPあたり26.3%、うち私費は4.0%であった〔。 日本の福祉レジームについて、厚生労働白書では「エスピン=アンデルセンは、日本の現状の福祉システムは、自由主義レジームと保守主義レジーム双方の主要要素を均等に組み合わせているが、いまだ発展途上であり、独自のレジームを形成するかどうかについては結論を留保している」と述べられている。 == 領域 == 日本における福祉とは、一般的には福祉六法やそれに派生・関連した政策を指すが、広義には狭義の社会福祉に加えて、社会保障と公衆衛生の政策を含む(=公共の福祉)。かつての社会保障制度審議会の分類によれば、主として社会保険・公的扶助・社会福祉・公衆衛生及び医療・老人保健の5部門に分れており、広義ではこれらに恩給、戦争犠牲者援護を加えている〔「社会保障将来像委員会 第一次報告」(平成5年 総理府社会保障制度審議会事務局)によれば、社会保障について次のように定義している。『まず第一に、社会保障は、国民の生活の安定が損なわれた場合に、国民にすこやかで安心できる生活を保障する制度である。社会保障は、歴史的には救貧や防貧のためのものとして発展してきたが、今日ではそれより広く国民に安定した生活を保障するものとなっている。第二に、社会保障は、給付を行うことによって国民の生活を保障する制度である。各種の規制を行うことで国民の生活を健康で安全なものとするものもあるが、このような規制は他の多くの公共政策とかかわっており、必ずしも社会保障に限られるものではない。第三に、社会保障は、国や地方公共団体の責任として生活保障を行う制度である。国民が生活困難の状態に陥った場合、あるいは陥ろうとする場合、国民自身やその家族が自らの力でそれを克服しようと努めるだけでなく、社会のさまざまな人々や組織が手を差し延べて、困難な状態から抜け出すための援助を行うこともある。社会保障は、これらの中でも国や地方公共団体が公的責任として国民の生活を支えるものである。以上のことから、社会保障とは、「国民の生活の安定が損なわれた場合に、国民にすこやかで安心できる生活を保障することを目的として、公的責任で生活を支える給付を行うものである」ということができる。』〕。 * 社会保険 - 医療保険、年金保険、労災保険、雇用保険、介護保険 * 各自が保険料を払い、各種リスクの保障をするというシステムである。原則として強制加入の相互扶助制度である。 * 公的扶助 - 生活保護 * 生活に困窮する者に限り、国が最低限の生活の保障をし、自立を助けるシステムである。 * 社会福祉 - 老人福祉、障害者福祉、児童福祉、母子福祉 * 社会生活をする上で立場が弱かったり、ハンディキャップを持っていたりするものを援助するシステムである。 * 公衆衛生及び医療 - 感染症対策、食品衛生、水道、廃棄物処理 * 国民が健康に生活ができるように、外因病や生活習慣病の予防や早期発見を目指すシステムである。 * 老人保健(2008年4月1日より後期高齢者医療制度に) 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「日本の福祉」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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