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日本アーカイブズ学会 (にほんあーかいぶずがっかい、The Japan Society for Archival Science: JSAS) は、アーカイブズ学の構築を目的し2004年に結成された日本学術会議協力学術研究団体。 設立趣意書は、アーカイブズを「団体、家および個人が作成し、収受し、保存されてきた記録からなり、手書きや印刷された紙媒体のもの、電磁的記録のもの、そしてオーラルヒストリーなどからなっている」と定義し、会の活動領域は「(1)アーカイブズの管理に関する研究、(2)アーカイブズの成立・構造・伝来などに関する研究、(3)アーカイブズの教育・普及に関する研究などから構成されており、歴史学、社会学、情報学など既存の様々な学問分野の学理と連携しつつ、独自な領域をもつ」と説明している。 設立時、「大学での講座開設を進めるために、まずモデルのカリキュラム編成に取り組み、資格の創設も目指したいとしている」と報じられていた〔朝日新聞2004年06月24日夕刊「資格創設や人材育成目指すアーカイブズ学会発足」。〕。学習院大学大学院人文社会研究科にアーカイブズ学専攻が設置されたのは2008年4月であった。 初代会長(2004年度-2009年度)は、高埜利彦学習院大学文学部教授。第二代会長(2010年度-)は、高橋実人間文化研究機構国文学研究資料館教授。 機関誌は『アーカイブズ学研究』(年2回刊行)。事務局は、現在、国文学研究資料館に置かれている。 2012年、図書館界、図書館情報学に関する最新の情報を告知する国立国会図書館のサイト「カレントアウェアネス・ポータル」は、「日本アーカイブズ学会登録アーキビストに関する規程・細則が確定し、12月に申請を受付」と報じている。 ==脚注== 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「日本アーカイブズ学会」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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