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『いちばんくわしい日本妖怪図鑑』(いちばんくわしい にほんようかいずかん)は、1972年に立風書房〈ジャガーバックス〔立風書房のレーベルのひとつ、「いちばんくわしい」はレーベル共通の冠称である。小・中学生向きの各種図鑑が発行されていた。〕〉から刊行された子供向けの妖怪図鑑。著者は怪奇作家・オカルト研究者の佐藤有文。 == 概要 == 日本に伝わる妖怪を、「動物の妖怪」「人間の妖怪」「人獣の妖怪」「百鬼妖魔」と大きく4つの章に分類して紹介。「妖怪出現の記録」として年表形式、「日本の妖怪地図」として地図形式で構成された章も配置されている。 本文には室町時代や江戸時代をはじめとした妖怪を描いた絵画作品が豊富に図版として掲載されている他、石原豪人・木俣清史・河内功・直野祥子らによる挿絵、大映の映画作品『妖怪百物語』・『妖怪大戦争』に登場した妖怪のスチール写真も用いられている〔。 『ゲゲゲの鬼太郎』や『妖怪大戦争』など、1960年代後半に漫画雑誌や映画で起きた妖怪ブームの際に書かれた記事や、1972年当時までに刊行されていた妖怪に関する各種文献における記述をもとに本文は制作されており、資料協力者には同様に妖怪の画報記事などを漫画雑誌に連載していた漫画家の水木しげるや、SF作家の斎藤守弘らも名を連ねている。 子供向けの妖怪図鑑としてはベストセラーとなり、数十回にわたって重版されつづけた〔1978年には第27刷をかさねている。〕。民間伝承中の妖怪などをとりあつかう学問(民俗学)資料的な価値は決して高いものとはいえないが、本書刊行時期までの10年近くにわたって(1960年代から1970年代にかけて)漫画雑誌などに発表された膨大な量の妖怪を図鑑としてまとめたという点での佐藤の力量は、現代では妖怪研究家の京極夏彦〔、山口敏太郎などをはじめ高く評価されている。 いっぽうで、後述する特徴から「伝承をないがしろにしている」という視点で、水木しげるによる妖怪図鑑など本書は比較され、2000年代以後、書籍やインターネット上では、しばしば非難・中傷されてもいる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「いちばんくわしい日本妖怪図鑑」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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