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『日本巖窟王』(にほんがんくつおう)は、NHKで1979年1月10日から6月27日まで放送されたテレビドラマ。アレクサンドル・デュマ・ペールの小説『モンテ・クリスト伯』を、日本の江戸時代(寛永年間)を舞台に翻案した作品である。 == あらすじ == 旗本の葵月之介は許婚の深雪との祝言を迎え、人生の絶頂にあった。しかし彼の運命は、宴席中に告げられた島原の乱の勃発により一変する。キリシタン討伐のため島原に出陣した月之介は、かねてから深雪に横恋慕していた従兄弟の神谷十太夫や、彼の栄達を妬む者たちによって、キリシタン側に内通したという濡れ衣を着せられ、南海の孤島・岩屋島への流刑に処せられてしまう。 そして10年の歳月が流れ、獄中で知り合った甚兵衛老人から「天主の宝」のありかを託された月之介は、獄死した甚兵衛老人の死体とすり替わって岩屋島から脱獄する。そして、琉球の王族・真美姫の協力も得て、莫大な財宝を手にする。しかし江戸に舞い戻った月之介は、父が切腹し葵家が断絶したこと、十太夫が深雪と夫婦になり、権勢の限りを尽くしていること、さらに自分を陥れた悪党たちも出世してのうのうと暮らしていることを知る。かくして怒りに燃える月乃介の、復讐劇の幕は切って落とされた。 月之介は恨みの炎を内に秘め、ある時は琉球副使節、ある時は素浪人と姿を変えながら冷徹に戦い続ける。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「日本巌窟王」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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