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日本歌人クラブ大賞は、日本で最大規模の歌人の親睦団体である日本歌人クラブ〔〕が2010年に設立した賞。日本歌人クラブの伝統と蓄積を反映し、地道に励みかつ斯道に貢献した歌人個人の業績に対して与えられる。 日本歌人クラブ主催の他の賞と異なり、役員および会員向けの事前のアンケートは行わず、日本歌人クラブの中央幹事(理事に相当)から選ばれた選考委員がおのおの候補を推薦し、その中から受賞者を決定する。選考委員の任期は一年。2013年度の選考委員は松阪弘、秋葉四郎、秋山佐和子、雁部貞夫、久保田登。大賞受賞者には正賞並びに副賞30万円が贈られる。 このほか、中堅・ベテラン歌人の歌集を対象にした日本歌人クラブ賞(2013年度で第40回)、60歳以下の作者の処女歌集を対象にした日本歌人クラブ新人賞(2013年度で第19回)、短歌や歌人に対する評論書や研究書を対象とした日本歌人クラブ評論賞(2013年度で第11回)がある。 ==過去の受賞者== *第1回(2010年) - 加藤淑子(「アララギ」元会員) 『加藤淑子著作集』全4巻(みすず書房) *第2回(2011年) - 馬場あき子(「かりん」主宰、日本芸術院会員) 『歌よみの眼』(日本放送出版協会)『能・よみがえる情念』(檜書店)を中心とした、古典と現代短歌の関わりを探求する業績に対して *第3回(2012年) - 石黒清介(短歌新聞社元社長) 「短歌新聞」「短歌現代」終刊号及びそれぞれ六十年、三十四年の業績ならびに一歌壇人、歌人としての功績に対して 〔~平成24年度の賞~ 〕 *第4回(2013年) - 岡野弘彦(國學院大學名誉教授、文化功労者、日本芸術院会員) 『美しく愛しき日本』(角川書店)を中心とした、永年の歌人としての功績に対して 〔日本歌人クラブの賞 ~平成25年度の賞~ 〕 *第5回(2014年) - 山本かね子(「沃野」運営委員長・発行人)『山本かね子全歌集』(本阿弥書店) *第6回(2015年) - 尾崎左永子(「星座」主筆)『佐太郎秀歌私見』(角川学芸出版) 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「日本歌人クラブ大賞」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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