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日本海寒帯気団収束帯(にほんかいかんたいきだんしゅうそくたい、Japan sea Polar air mass Convergence Zone, JPCZ)とは、冬季に日本海で形成される、長さ1,000km程度の収束帯のことである。 == 概要 == 冬の日本海では、暖流などの影響で暖かい海水の上を、寒気団の冷たい風が通り抜けることで、背の低い雪雲ができる。ふつう、雲の高さは2,000mから3,000mくらいである。また、気象衛星の雲画像でも分かるように、雪雲は筋状に何十本も平行に並ぶ。しかし時に、この筋が平行ではなく、一定のラインで衝突することがある。これが日本海寒帯気団収束帯である。 原因としては、朝鮮半島北部にそびえる白頭山やその周囲の山脈の影響が指摘されている。最大2,700mを超える高い山により、寒気の気流が強制的に二分され、再び合流するときに収束するのである。雲の高さと山の高さがほぼ同じなので、上空の雲で見えなくなるようなことがなく、雲画像でもはっきりと写る。実際、JPCZは白頭山付近から南東に伸びるように位置することが多い。 JPCZのライン上では、しばしば渦(擾乱)が発生する。これに伴って小さな低気圧が発生し、その中心では積乱雲が発達して雷や雹といった激しい天候になることがある。また、JPCZは主に日本海側の雪に影響を及ぼすが、日本列島を越えて太平洋側にまで伸びることもある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「日本海寒帯気団収束帯」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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